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もの言えぬ証人 みんなのレビュー

  • アガサ・クリスティー (著), 加島祥造 (訳)
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みんなのレビュー5件

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紙の本

紙の本もの言えぬ証人

2021/07/13 15:24

犬派だったアガサ・クリスティー

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

原題が「Dumb Witness」という。
 アガサ・クリスティーが1937年に発表したポアロものの長編小説。
 「Dumb」という言葉には「頭の悪い」とか「ばかな」という意味があるが、ここはやはり「口のきけない」という意味だろう。
 「Witness」は日本語タイトルにもある「証人」という意味もあるが、「目撃者」という意味もあるらしいから、こちらの方が作品の内容に近いような気がする。

 この作品ではポアロの相棒として馴染みのヘイスティングズの語りで事件が語られる。
 ある日ポアロのもとに見知らぬ老婦人から命の危険をうかがわせる謎の手紙が届く。
 ポアロたちがその老婦人の住所に行ってみると、なんと老婦人は死んでいた。
 つまり、今回は依頼人のいない事件なのだ。
 しかも、依頼人は病死となっていて、ポアロの出番はなさそうにみえる。
 ただ亡くなった老婦人には莫大な資産があって、それが親族ではなく家政婦に全額与えるという遺言が残される。
 ポアロは老婦人の住んでいた村で、医者や友人、そしてもちろん親族である姪や甥たちと接触して、謎を解き始める。

 では、タイトルとなった「口のきけない目撃者」とは誰であろう。
 この作品にはボブというテリア犬が登場する。
 老婦人はこの犬が日頃遊んでいたボールに足をとられて大けがをしたことがある。
 しかし、ポアロはこの事故に犯罪の匂いを感じる。
 「口のきけない」ボブは果たして「目撃者」だったのか。
 犬好きでなくても、夢中で読める作品だ。

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