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電子書籍

骨の城 みんなのレビュー

  • アーロン・エルキンズ (著), 嵯峨静江 (訳)
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みんなのレビュー1件

みんなの評価4.5

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紙の本

骨の城

紙の本骨の城

2008/10/30 18:29

エルキンズが成熟したのか私が丸くなったのかはともかく、登場する人間がみんな好ましいのには驚きました。スケルトン探偵、昔はもっと敵が多かったような気が。でも、こんなん好人物なら過去の作品を読み返す価値があるかも・・・

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

なぜか、エルキンズ作品を敬遠してきました。一冊も読んでいないか、といえば今回の作品同様、骨を手がかりに謎を解くスケルトン探偵ギデオン・オリヴァー教授が活躍する作品で、20年近く前にアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞を受賞した『古い骨』の印象が悪くて、そのまま疎遠に。ということは20年ぶりの再会ってか・・・

カバー写真 Image Source/amanaimages、カバーデザイン/ハヤカワ・デザインは特にいうことなし。ついでに構成を書いておけば本文は25章で、それに謝辞、訳者あとがきがつきます。カバー後ろの案内は、

環境会議の会場となった古城近く
で発見された人骨。調査に乗り出
した人類学教授ギデオンは、骨の
特徴があぐらをかく職種の人間の
もので何者かに殺害されたのだと
推定する。やがて、数年前同じ場
所で開かれた環境会議で参加者た
ちが諍いをしていた事実と、会期
終了後参加者の一人が熊に喰われ
て死んでいたことが明らかに。さ
らに今回の参加者が城から転落死
を遂げ……一片の骨から不吉な事
件の解明に挑むスケルトン探偵。

となります。ギデオンは年齢とともに性格も丸くなったせいか、読んでいてあまり鬱陶しい感じがしません。殺人事件に興味深々といった外野連中も、五月蝿いというよりは賑やかな感じで嫌いではありません。気になるというか思わず微笑んでしまうのは、ギデオンを崇拝するあまり彼が実際の死体解剖も好きだと思い込んでしまうウィルソンです。

それも含め、なぜエルキンズ作品を長い間、遠ざけてきたのか自分でも分からないくらい楽しんでしまいました。特に大勢の人間が登場する割には、整理がしっかりしているせいか、話がすんなり頭に入って来ます。ギデオンの奥さんて、こんなに魅力的だった?なんて思ったりもします。仕掛けは何となくわかってしまいますが、それでも読ませる力があります。

時は2005年6月、舞台はイギリス、コーンウォール州ペンザス40マイル沖のシリー諸島にあるコズロフの居城、スター・キャッスルです。夥しい登場人物を紹介して終りますが、総じて年齢の特定ができません。何度か読み直しましたが、大まかな年代がわかる程度で、その点が残念です。

ギデオン・オリヴァー:形質人類学教授で、今回は妻に同行。スケルトン探偵。40代。8年前最初の妻を亡くす。
 
ジュリー:ギデオンの現在の妻で、森林火災対策の専門家。研究発表で今回のシンポジウムに参加。

エドガー・ヴァイリャレアル:アメリカ人作家で野生生物保護の過激な運動家。灰色熊に襲われた人間よりクマの保護を主張し、後に自身熊に襲われ死体が発見される。

ルディ・ウォーカー:ウィスコンシン大学時代のギデオンの旧友で、ギデオンより7、8歳年長とあるので50歳前後。妻フランと娘メアリーがいたが、妻は死亡。環境保護者から転向したことで周囲から非難されている。

リズ・ペトラ:ごみ考古学の専門家。35歳の美女。考古学専攻の大学院生だったころギデオンの授業を聴講していたことがある。

ジョーイ・ディラード:もと新聞記者で、現在は動物保護、ヴェジタリアン、エコロジー雑誌などで有名な作家。

ヴィクター・ウォルド:環境保護雑誌の編集者。

ドナルド・ピンクニー:プロ・ハンター。

シェリル:ドナルドの妻で、自然専門の写真家。美女ではないが魅力的な女性で、男性と見れば誘惑する。

ヴァシー・コズロフ:ロシア生まれで、後に合衆国に移る。特許で大金持ちになり、その資金を環境保護運動に提供。環境シンポジウムの主催者。

マデリン・グッドウェロー:シリー博物館の館長。50代で人柄が良い。

ピート・ウィリアムズ:ヴァイリャレアルを殺してやる、と言ったことがある作家で、消息不明。

マイク・クラッパー:シリー諸島警察署の55歳くらいの巡査部長。40歳で警察官となり、優秀な警部として表彰を何度も受けるが、妻の死や警視正になりそこねたことから孤立化し、酒量も多くなり警部から巡査部長に降格することで定年まで勤めることになる。そのせいで警察本部の干渉を嫌う。

カイル・ロブ:シリー諸島警察署の巡査で、好青年。最後までその印象は変わらない。クラッパーの理解者でもある。

トラスコット・ヒックス:クラッパーの友人で、特殊能力犬の70歳くらいの訓練士。ハイディという燃焼促進物探索犬、カイザーというシェパードの水中探索犬、トリクシーというドーベルマンの爆発物探索犬、テスというボーダーコリーの遺体探知犬などを飼っている。

ダグラス・エドワード・ボーバ:マギル大学の環境科学を専攻する26歳の大学院生。2002年8月、灰色熊に襲われ死亡。

メアリー・ウォーカー・ボーバ:マギル大学の環境科学を専攻する26歳の大学院生。2002年8月、灰色熊に襲われ死亡。

モートン:コズロフの執事

ウィルソン・メリル:コーンウォールとデヴォン州の病理学者で以前ギデオンと仕事をしたことがあり、今でも彼のことを慕う明るい男性。ギデオンも解剖が好きだと思い込んでいる。

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