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「心理テスト」はウソでした。 みんなのレビュー

  • 村上宣寛 (著)
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みんなのレビュー3件

みんなの評価3.9

評価内訳

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3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本

入社試験の前に読んでおきましょう。

15人中、15人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GTO - この投稿者のレビュー一覧を見る

やっと日本でも出ました。古くはマーティン・ガードナーの『奇妙な論理』(ハヤカワ文庫)、そしてカール・セーガンの『人はなぜエセ科学に騙されるのか』(新潮文庫)で、あばかれはじめた心理学。

 その後、脳科学が進歩するにつれて、治療可能な精神疾患が増えてきているが、まだすべてではない。その隙間にまだ心理療法が生き残っている。最近では、『フロイト先生のウソ』ロルフ・デーゲン(文春文庫)が、この分野の非科学性を明らかにした。

 しかし、日本では逆にこのところ、心理学ばやりである。そんな中で、心理テストをその歴史から、統計結果まで丁寧に説明することでインチキだと納得させてくれます。さらに、各テストの結果がどのように解釈されるのかも、解説してくれているので、入社試験で心理テストがある人は、これを読んで良い結果を出しましょう。

 若い人に、カウンセラーを目指す人も多いようですが、私の経験で言うと、カウンセリングは理論化できるものではない。クライアントによって、手を変え、品を変え、勘で対応していくしかない。心掛けやしてはいけないことはあるが、こうすれば、必ずこうなることなど、ありません。簡単に言えば、良き話し相手になることにつきる。それゆえ、相性が関係してきてしまいます。あなたが、「あのクライアントは苦手。」というようであれば、それこそ科学的でないことを認めたも同然です。友達が少ない社会だから、成り立つ職種といえます。それにしては、時間単価が高すぎますよね。

 この分野に関する本を、東京大学の石浦章一氏あたりに書いてほしいです。

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紙の本

目からウロコのインチキ 「心理テスト」

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る

いろいろな「心理テスト」のインチキをできるだけ客観的にしめそうとしている.第 1 章でとりあげられているのは血液型診断である.これは世界的にはまったく相手にされていないので私はそもそも興味がないのだが,日本人を説得するにはちゃんと説明する必要があるということだろう.第 3 章はロールシャッハテストである.著者ははじめはそれをできるだけ客観的に実施しようとしていたが,その後やめてしまったという.もっといいかげんな方法で実施していた著名な心理学者がこきおろされている.ほかの種類のテストについても同様だ.エピローグでは Web テストのあやしさにも言及している.この本を読んで,「心理テスト」にだまされないようにしよう. (単行本にもとづく)

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紙の本

心理学もアートからサイエンスになろうとしているところか?

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 驚きました。血液型性格判断は前から信じていなかったので、どうということもないのですが、ロールシャッハテストをはじめ一般的な心理テストが統計学的に全く意味がない、という事実には。更に驚くことは、心理テストとして意味がないという検証報告がいくつもあるにもかかわらず、未だに金科玉条にしている心理学者がいるということです。多くの心理学者はデータの統計学的検定を全く知らないようです。たまたまグループ間のデータに数値的差があれば、検定も何もせずに母集団間に有意差があると判断してしまうようです。また、これまでに自分が受けた心理テストの結果はおおむね妥当に思ったのですが、ほとんどの評価は70%の人に当たる一般的なものであり、評価の意味がないそうです。ほとんどの国家試験も70点が合格ラインのようですが(関係ないか)。
 しかし、それらの誤りを指摘するこのような本が出版されたということは、心理学も進歩発展してきていることを示すものでしょう。医学も20世紀の終盤になって、アートからサイエンスになりました。心理学も今からアートからサイエンスになろうとする状況なのでしょう。

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