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暗いところで待ち合わせ みんなのレビュー

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みんなのレビュー19件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (10件)
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  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本

紙の本暗いところで待ち合わせ

2017/12/21 20:43

男目線ではいい話だが・・・

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る

ひとり暮らしの盲目の女性の家に隠れ住む殺人手配犯
二人はお互いを恐れながらも、少しずつ距離を縮めていきます

男目線から見ると心温まるストーリーだが、女性や障害者の目線で見ると
「なにこれ、気持ち悪い、こんなの男の妄想ラブストーリーじゃん、全然違うよ」って言われるんじゃないかな?たぶん・・・
自分は男だから面白かったですが。

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紙の本

紙の本暗いところで待ち合わせ

2003/06/06 12:33

静かで優しい時間。生きにくさを感じる人におすすめ。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:PNU - この投稿者のレビュー一覧を見る

 警察に追われる身のアキヒロは、目の見えぬ女性・ミチルの家に逃げ込んだ。気配を隠すアキヒロと、何かがおかしいと気付きながらも普通に生活するミチル。全く会話の無い二人の奇妙な同居生活は、いったいどうなってしまうのか!?
 口をきけば壊れてしまいそうな、静謐な時間。優しすぎることで、不器用すぎることで社会に馴染むことが出来ぬ二人の男女が、一種異常な状況の中でこころ通わせあう。殺人事件を出会いの契機としながらも、しみじみとのどかな物語。好意がすぐに肉欲に結びつく脂ぎった話が多い中で、この小説のプラトニックな男女関係は儚く美しく、貴重だ。
 アキヒロの真実はある程度予想圏内であるし、無粋なことを承知で言えばトイレは?とかオナラはどーするの、とか男ってオトコ臭いから女性が気付かぬはずはない、とかリアリティについて考えてしまう。けれど、この世慣れていない二人の一種オママゴトのような無垢で優しい関係が、読者をして魅了させずにはおかないのである。傷付け合う攻撃的な現実に疲れたとき、このような言葉を必要とせぬコミュニケーション、胎内回帰的な静かな空間というものに惹かれるのだった。だから、この愛らしい二人をいつまでも見守っていたくなる、そんな本。

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紙の本

紙の本暗いところで待ち合わせ

2002/07/02 16:22

孤独な人たち

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:TAIRA - この投稿者のレビュー一覧を見る

 自分の目の前で起きた殺人事件の犯人にされ、警察に追われるアキヒロが逃げ込んだ場所は、一人暮らしをしている盲目のミチルの家だった。誰かがいる気配を感じるミチルだが、自分の身を守るため気づいていない振りをする。こうしてアキヒロとミチルの奇妙な同居が始まった。

 他の人間と上手くいかないという、どこか淋しい心を持つ人間が、見えない誰かと同居して救われていくという設定は、『失踪HOLIDAY』に収録されている「しあわせは子猫のかたち」を思い出させる。しかし、「しあわせ〜」より人物の心理描写がしっかり描かれており、長編なだけに読みごたえがある。けれど、登場人物が、どこかしら心に闇を持っているものばかりなので「しあわせ〜」より、ちょっと暗い感じ。個人的には、「しあわせ〜」の方が好きかも…。最後はちゃんと事件も解決するので悲しくはならないものの、ちょっと切ない感じにはなってしまう。

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紙の本

紙の本暗いところで待ち合わせ

2002/05/30 15:27

こんな話は絶対にありえないと思うけれど…

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:藍桐 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 いくら盲目だからといって、ある日突然他人が入り込んできて一緒に生活していて気づかないなどということは、現実には絶対にありえない。そう思いながら、先へと読み進めていけばこの物語の面白さはそんなこととは関係ないところにあると気づきました。つまり、状況はともかく、描かれているその登場人物達の心の交流がなんとも言えず読者の心をうつわけです。ミステリー好きの人がそのつもりで読むと全く面白くないかもしれませんが、そうではなく、寂しい人々の心の交流を読み込めば自然と涙を流さずにはいられない物語でした。

 日常生活からなんとなくはみ出しているような気がする人、何故かはわからないけれど寂しいような気がする人は是非。

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