さよならの代わりに みんなのレビュー
- 貫井徳郎 (著)
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さよならの代わりに
2019/06/18 20:50
堂々のSFと言えるかも
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投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
『さよならの代わりに』は、貫井徳郎の、軽い方のミステリ。
彼特有の重い、沈鬱なタッチはありません。
タイムスリップもののSFミステリー、と言ってしまうと、何かちがう。
和希と祐里のやりとりが、軽くて、笑えて、そして切ない。
タイムパラドックスのルールを踏み外さず、なおかつうまく説明しているトリック(設定)には、感心しました。
現実的な生活者としてのタイムトラベラーという点では、タイムトラベルSFの歴史をふまえた、堂々のSFと言えるかもしれません。
そのトリックの説明を理解して納得するまでに、文系アタマの私には、かなり時間がかかったのだけど。
それと、私の年代にはこのタイトルは、山口百恵の歌とシンクロして聞こえます。
「さよならの向こう側」より……
♪Thank you for your kindness
Thank you for your tenderness
Thank you for your smile
Thank you for your love
Thank you for your everything
さよならのかわりに……
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