異端の人間学 みんなのレビュー
- 五木寛之, 佐藤優
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電子書籍異端の人間学
2020/04/12 17:39
ロシアを知ることは自分を知ること
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BlackIslander - この投稿者のレビュー一覧を見る
世の中に迎合せず,国に騙されない二人の対談は自分の考えをしっかりと持つことが生き方の基本である,ということを教えてくれる.特に,ロシアを自分の眼で知ることが,日本の立ち位置をしっかり把握するために不可欠なことの一つであることを知らされる.「危急のとき,国家は国民を助けてくれない,生き延びる行動を自ら選び取らねばならない」,ということを,今の新型コロナウィルスの災禍の真っただ中で改めて自覚する必要があることが,理解できる必読の良書である.
紙の本異端の人間学
2015/12/13 17:53
よかったです
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投稿者:文三枝 - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎月、佐藤優さんの対談本が出版されますが、そのなかで力が抜けてとても角のないいい読後感が残ります。五木さんの初期の作品に触れてみたくなりました。
紙の本異端の人間学
2022/08/30 22:09
厄介な隣国だから、深く知ろう
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投稿者:和田呂宋兵衛 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロシアという厄介だが、どこか愛すべき隣国を深く知るお二人が、ロシア人の酒の飲み方、バクチの打ち方、賄賂の分配から異端の宗教に至るまで、存分に語り尽くした一冊。ロシア正教の異端派の話が、九州南部の隠れ念仏の話に飛んでいってしまうあたり、実に面白い。そういえば亡くなった稲盛和夫さんが、隠れ念仏の思い出話をしてたなあ。閑話休題。あの何でもござれの佐藤優さんが、五木さんに敬意を表して聞き役に回っているのも面白い。五木さんのロシア体験の幅広さには驚いた。厄介な隣国だからこそ、軍事や経済だけでなく、文化から宗教に至るまで、深く知ることが大切だろう。
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