猫のお化けは怖くない みんなのレビュー
- 武田花 著
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紙の本猫のお化けは怖くない
2017/01/11 18:14
愛しのくもちゃんに届けます、このエッセイ!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
武田花さん、飼っていた猫のくもちゃんがなくなって、毎日のように名前を読んで泣いていました。
「気がつくと、くものお化けと自分と、一人二役をやっていることも。
独り言婆あだ」と花さん。
そんな頃にある雑誌から連載を頼まれて綴ったエッセイたちです。
花さんはいつもくもと対話している。
花さんが話す。
くもがそれに答える。
いろんな景色の中で、ふと、くも存在がぐんぐん迫ってくる。
私も一緒に「くも~」って呼びたくなりました。
武田花さんの母親はあの「富士日記」の武田百合子さん。
百合子さんの話題がどこかに出ないかな~とひそかに期待していました。
ちゃんと登場していましたよ。
百合子さんが遺した毛皮やぬいぐるみの話です。
ドイツ製の虎のぬいぐるみ、トラ。
この話がいちばんわくわくしました。
さいごの一行は
「うちのトラの勝ち。」
きっと百合子さんとくもが、天国で「そうだ~そうだにゃ~」と言ってるはず!
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