リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください 井上達夫の法哲学入門 みんなのレビュー
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紙の本リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください 井上達夫の法哲学入門
2015/12/01 19:08
正義、民主主義の根源を問う
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つよし - この投稿者のレビュー一覧を見る
安保法制を巡る議論で、右にも左にも肩入れできないと感じていたが、本書を読んでモヤモヤが晴れた。新聞やテレビが論じない根源的な視座から、民主主義や正義とはなにかを問うている。著者いわく、憲法9条と安保政策を巡る戦後の歴史は、右も左も欺瞞を重ねてきた。安倍政権の策動は、古い解釈改憲を、新しい解釈改憲に置き換えたにすぎない。だから立憲主義を今さらのように叫ぶのはおかしいし、かといって解釈改憲を重ねることももっとおかしい。著者が提示する正義概念は、朝日新聞のようなエリートの欺瞞でも、産経新聞のような独善でもない。自他の視点を入れ換えても成り立つような、普遍的な正義を峻厳に突き詰めていく。一つの結論として9条は削除、戦力を持つなら徴兵制、という考え方がしめされるが、それは決して好戦的なナショナリズムではない。
紙の本リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください 井上達夫の法哲学入門
2016/09/26 17:47
リベラルの人にこそオススメです。
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投稿者:aratakadowaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
予備知識無くても読めると思います。序盤は昨今のリベラルのダブルスタンダードを批判する等の時事系の話です。なぜリベラルの話が、胡散臭く、だから支持も広がらないかを端的に指摘しています。本題はリベラリズムとは正義、という話です。やや正義原理主義的です。正義も国や地域ごとにいろいろあっていいのでは、という説は反動的だ、という左派用語で切って捨てています(笑)
紙の本リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください 井上達夫の法哲学入門
2016/01/17 13:30
分かりやすいです。
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投稿者:とある受験生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
平易に書かれていて読みやすく、理解しやすいです。
法哲学について、前提となる知識がそれほどはなかったとしても、読み進められます。
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