レスポンスは３分以内、お礼のメールは翌朝７時、
健康オタクなまでに健康管理に留意している、ネクタイや靴への拘り、
お酒のたしなみ方や手土産の選び方、５軒行きつけのお店を知っていればよい、
オンオフ分けないなどなど

確かにこの人、すごいなぁって尊敬してしまう人は、人柄もいいし、
レスポンスも早い。朝型が多い、体調不良で仕事に穴をあけることがない、
センスが良い・・・

１つからでもいいので、実践すると世界が変わるかもしれません。
少なくとも、「会社が悪い」とか愚痴る人生ではなくなるのではないでしょうか？

他者と比較したり、他人のせいにするわけではなく、常に自己研鑽、
自省の一言に尽きるのだろうなと感じました。

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紙の本一流役員が実践している仕事の哲学

2015/08/12 11:40

実体験からも信頼できる内容でした

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：erica　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

まず、この本の帯を見て、私自身の実体験から大きく肯いてしまいました。「自分は役員になれない」とか「なるつもりはない」とかいうことに関わらず、超一流と言われる方々の思考や行動の習慣をお手本にすることで、自己研鑽に繋がると同時に、超一流の方々と接触する機会があった場合に、臆することなくふるまえると思えます。
ただ、ワークライフ・バランスの点では、元東レ取締役の佐々木常夫氏のような素晴らしい実例があることも留意しておきたい、という点で、★4個です。

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紙の本一流役員が実践している仕事の哲学

2013/02/10 19:03

著者の安田正さんは、大企業を中心にコミュニケーションなどについてのコンサルをしている方です

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：龍.　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

著者の安田正さんは、大企業を中心にコミュニケーションなどについてのコンサルをしている方です。

本書はそのような著者の経験から、役員の行動パターンを見つけ、一般社員、部課長と比べ、どのように違うか、どうして違うかを解説しています。

なるほど、と思うところはいくつかあります。

例えば、「接待の翌日、80％の部長はお礼すらしない。役員クラスでは100％朝7時にお礼のメールが来る」。
お礼すらしない、というのには驚かせれますが、朝にメールが来るというのはなんとなくわかるような気がします。

面白いものをもう一つ。「カラオケに行った時、平社員は、自分の好きな歌を歌う。部長は、自分の得意な歌を歌う。役員は、皆が歌える歌を歌う。」
私がサラリーマン時代の上司にカラオケ接待の基本を教えてもらったことがありましたが、まさにこの内容でした。

内容的には興味深く、納得できる部分も多いのですが、ひとつ気になることがあります。

本書では一流会社の役員の行動を基に分析をしていますが、その行動をすることによって役員になれるかどうかは、また別であるということです。もちろん仕事に対する心構えなど、役員になるための基本としなくてはならない部分もありますが、具体的な行動は｢役員だからできる｣行動も多く紹介されているのです。

そういう点を意識しながら読むとよいと思います。単に行動だけを真似ても、効果はないでしょう。

自分の現在の思考パターン、行動パターンと比べてみるのもいいと思います。

役員になるだけが人生の目的ではないにしろ、仕事に対する考え方は勉強になると思います。

龍.