総統閣下はお怒りです みんなのレビュー
- 元木 一朗
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2019/02/25 12:53
メディアの詭弁(うそ)に騙されない、うそを暴く数学書です!
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、毎日メディアから流れてくる様々なニュースの中にある詭弁(うそ)を暴き、そうした嘘に騙されないようにするための数学書です、例えば、「原発対こんにゃくゼリーの決闘~原発の危険性は死者ベースで語られるべきか」や「焼肉屋の悪夢~ユッケや牛刺しは本当に消えゆかなければならないのか?」、さらに「プロジェクト・風車~原発以降のエネルギー供給元における理想と現実」など、現実問題に正面から向かい、その真実を説いてくれます。非常に興味深い一冊ですので、ぜひ、多くの方々に読んでいただきたいと思います。
2012/01/28 14:13
情報・データリテラシーを分かりやすく面白く?解説
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投稿者:書痴 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本来、客観的であるべきる統計や数値データが、時として政府やマスコミに都合よく利用され、意図的に誘導される実情に、情報の受け手である私たちが、だまされないよう正しく認識するには、どうしたらよいのかという本書のコンセプトは、参考になりました。
原発関連で、『ベクレル』と『シーベルト』の相違を、回転寿司にたとえたり、一見安全に見える統計グラフも、単位やグラフのトリックを看破することで、より具体的なイメージに置き換えられ、データが身近なものになるといった作者のめざす「分かりやすさ」に関しては、良かったです。『科学コミュニケーション』の考察もなるほどと思いました。
しかし、作者が平易さよりも優先した「面白さ」が、本書で成功したかどうかは、意見が分かれることでしょう。会話形式で進む解説も、タレントやアニメなどのネタに流れ、その脚注まで付くので煩わしく、文章が冗漫に感じられました。その分、他の事例をもっと紹介してほしかったです。
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