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片言隻句まで味読したくなる講演録

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者が大学生を相手にした講演の、
恐らくは、抄録です。

聴衆とのやりとりを交えながらの語り口には、
余裕とゆとりが感じられます。

例えば、仕事で成功する秘訣を、
自らの経験を踏まえてさらりと説いているくだり。

「好きなことをやりたかったら、
やらなくちゃいけないことを
好きになるしかない。」

或いは、

「中途半端にやったらダメなんです。
ある程度、腹を決めないと。
いつも逃げたいって思ってやっていると、
うまくいきません。そうしていくうちに、
最後には好きな仕事しようが嫌いな仕事しようが、
結局は同じじゃないかって気がしてきます。」

押しつけがましいような、
教訓めいた調子ではないからこそ、
これらの言葉がするすると
腑に落ちていくように思います。

また、以下のような、著者が専門とする
脳の働きに関する知見も披露されます。

曰く、

「意識というものは、基本的には後追い」

だそうで、

曰く、

「私が歩く時に自分で「足を出そう」と
思っている瞬間があるわけですけど、
その前にもうすでに脳が動いているから、
「足を出そう」と思った意識が後から発生した
ってことになる」

のだそうです。

この発言を読みながら、
自分の意識と体の動きの順序を
追ってみようとして、脳が活性化されたような
気になりました。

最後は、死についての、
一見常識を覆すような一言。

「『死とは何か?』。これはもうはっきりしています。
自分の親しい人の死です。親であり子どもであり、
恋人であり妻であり夫であり、友人です。
そういう人が死んだら、大変なショックです。
自分が身近に知っていた、直接知っていた人の死、
それが死なんですよ」

確かに、このような死の捉え方を、主観的な見方に
偏っているとして否定することはたやすいでしょう。

けれども、それを否定しつつ、
万人の死を等しく悲しめる人など、
一体どれだけいるのだろうかと、
訝る人がいても不思議ではないでしょう。

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