サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

銃姫 みんなのレビュー

  • 著者:高殿 円, イラスト:エナミ カツミ
予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー1件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
1 件中 1 件~ 1 件を表示

骨太のファンタジー小説

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エリック@ - この投稿者のレビュー一覧を見る

MF文庫の傑作ファンタジーです。
いわゆる「剣と魔法」のファンタジー小説ではありますが、文明水準についてはファンタジー世界と聞いて想起されるそれよりも高く、タイトルどおり「銃」が存在します。

物語は主人公の生い立ちや、「銃姫」と言われる兵器を巡り陰謀が繰り広げられており、ライトファンタジーらしからぬ展開が繰り広げられます。物語の焦点は「銃というものが存在しなかった時代から、既に存在していた『銃姫』とは何か」というところにあてられています。
読む人は、銃姫を巡るドラマに時に興奮を、時に感動を覚えることでしょう。

挿絵イラストや巻末の著者後書きからは「萌え全開」の空気が漂っているものの、作品自体は萌えからはほど遠いです。萌え好きの人には期待はずれかもしれませんが、ライトファンタジー好きには垂涎だと思います。

数々の困難・苦難に直面し、心がへし折れそうになりながらもなお、前進する主人公の姿が涙を誘いますし、ヒロインであるアンブローシアについても、最終巻に至るまで、命運がどうなるのか全く読めない、目の離せない展開が続きます。
私自身、主人公についてはともかく、ヒロインの落ち着きどころについて、最初の巻では全く読めませんでした。もとい、最終巻を読み終えるまでは全く分かりませんでした。
物語を最後の最後まで楽しませてくれる、王道のファンタジー小説の一つと言えるでしょう。

bk1ではない、別のネット系書店の評を引用するわけではありませんが、「MF文庫ではなく、富士見ファンタジア文庫や電撃文庫から出版されていればもっと売れた」作品だと思います。
講談社からコミック版も発売されましたが、内容は小説版の前夜祭のような内容であり、外伝的位置づけなので、小説版を読まないとあまり内容が分からないと思います。全ての始まりは小説版第1巻から。

メジャーブランドからの作品に少し飽きが来ている人。王道のファンタジーを楽しみたい人には一押しの作品です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

1 件中 1 件~ 1 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。