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初恋の人との晴れの日に令嬢は裏切りを知る みんなのレビュー

  • 柏みなみ(著), 藤村ゆかこ(イラスト)
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みんなのレビュー4件

みんなの評価3.9

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)
2 件中 1 件~ 2 件を表示

主役二人は良かった

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る

王子に婚約破棄を告げられあっさり受け入れた主人公は、母に認められようと努力してきたので母に失望されることだけ気にしていた。
その後、両親から初恋の公爵からの縁組を告げられ、母の意向ならと喜んで受け入れる。
しかし、結婚式当日に新郎控え室で交わされる会話が五感が優れている彼女には聞こえてしまい、彼には大事な人がいると知って逃亡。
その女を見てやろうと公爵家に侍女として乗り込むが――という両片思いドタバタラブコメ。

公爵との誤解とすれ違いは、言葉を尽くしてても起きちゃったから仕方ないとこあるよね、と楽しんで読めた。
でも母親の真意はどうなんだ?
いや、原因が原因だから抱きしめたりといった愛情表現ができなかったのは納得するけど、だったら言葉を尽くすべきだったのでは?という想いが拭えず。
かなりモヤモヤしちゃった。
両方の気持ちをわかってた父や弟がその辺りの改善に動いてこなかったのもそう。
なんか家族はみんな主人公を想っていたし応援してたよって言われてもピンとこなかった。
ヒーローヒロインの恋愛に関しては文句なく良かったので、母の件でモヤモヤが残ってしまったのが非常に残念だ。
異常に五感が優れてる理由もなかったしね。
あと、たびたび視点が主人公とヒーローと切り替わるのに脈絡なくて、それだけ混乱した。
空白行だけいれていきなり視点が切り替わってるのは不親切だったよ。
せめてなんか*みたいなマークでもいれて、ここから切り替わってますよ〜ってしてほしかった。

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前巻のが面白かったかな

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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る

今度こそしっかりと結婚式を挙げようと準備に余念がない二人。
兄が失脚したことで立太子することになった殿下の立太子式も近く、隣国の皇女や、前回敵だった隣国王子が早めに来訪して二人に会いにくる。
しかしそれぞれの国は親善とは別の思惑があるようで……。
無事に二人が式を挙げるまでの紆余曲折な二巻目。

中盤で挙式当日に騒動が起きてぶち壊しになったところは辛かったけど、仮にも式を投げ出してまで助けてくれた相手にあんな対応する?
恋敵だったからって皇女のあの態度は最後に改心したからって許さないでしょ!
どっちの国も他国の公爵家の結婚式を台なしにしといて、謝罪とかお詫びとかないんかい!
迷惑すぎてドン引きだわ。
全部解決してから今回は世話になった的に感謝を示して株上げようとする流れ逆に苛ついたわ~。
てか当日最強母上は何してたんです?などなど、なんていうか作者の書きたい展開に持っていくために頭鈍くなっているのではっていうご都合展開も多々あったけど、ティツィとレオンがさらに絆を深められたのは良かったと思う。
互いの弟と妹にフラグ立ったのも近場で片付ける感じがして私はマイナスだったり、残念なところはあったけど。

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