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- 清水玲子
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2003/10/03 00:25
面白い。だけど…。
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アルテミス - この投稿者のレビュー一覧を見る
清水玲子さんといえばほとんどの作品がSFなのだけれど、どうもいくつかの短編を除けばSFを読んでいる気がしない。
面白くないわけじゃない、というより面白いんだけど。
このシリーズも、MRIスキャナーという新しい技術に初めて接した人間の戸惑いを描いた1巻の第1話はSFの秀作を読んだ気になったのだ。が、第2話では確立された技術に対する初心者の葛藤にとどまり、この第2巻ではもはや単なる舞台装置となってしまった感がある。
しつこく言うが、面白いとは思っているのである。ただし、その面白さがストーリーテリングのうまさによるものであって、いわゆる「SFマインド」によるものではないのだ。
舞台設定はSFだがストーリーはSFでもなんでもない作品しか書いていない漫画家には、始めからSFマインドを期待していないので素直にストーリーを楽しめる。だが、清水玲子さんの場合、時に「やるなあ」とうならせてくれるSFを書かないわけではないので、もどかしくなってしまうのである。
デビュー以来この著者の作品発表の場のほとんどが少女漫画誌(それも、読者年齢層があまり高くない)であったので、ストレートなSFが編集者に歓迎されなかったとは推察できる。
漫画家を契約で縛りこんで、本来あるべき作風を自誌向けにたわめてしまう日本の漫画出版界の問題点が清水さんにも及んでいるのだろうか。それとも、もともと主眼がストーリーテリングに向いていてSF設定はその手段でしかないのか。
かつて、ひょっとしたらこの漫画家は少女漫画家の枠を超えて、SF漫画家として大化けするかもしれない、と期待していたのだが。
できれば、初期の短編「ノアの宇宙船」や、このシリーズの第1話のような、これぞSF、という感じの短編集にチャレンジしてみて欲しい。
2023/08/07 13:16
話は最高に面白いけど
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:miku - この投稿者のレビュー一覧を見る
雪子先生が可哀想すぎて星3にしました。
自己中な鈴木にも腹が立ったけど、ここで男になりたかったというセリフを言わせることにえってなりました。
私をバカな女にしないでってセリフで雪子先生が好きになって実際に男性と一緒に戦ってるところが魅力だったので、急にキャラがブレてしまった感じがします。
時代の違いかもしれないですけど。
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2016/08/31 11:54
好きです
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投稿者:Kurun-Kurun - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔、一度読んだ記憶があったので、このたび読み直してみた。そういえば、そうだったと記憶が蘇ってきた。テレビか映画のネタになったので、もう一度最初から読みたいと思った次第です。最初は女性上司だとばかり思っていたことを思い出した。殺された人の脳の記憶など、ろくでもないものを可視化されると、結構くるものがあるので、軽いホラーコミックとして扱う必要があり、小学生以下には進めない。
2016/04/12 10:20
とにかく
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投稿者:みるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵がすごくきれいです。毎回すごく絵がうまくて驚きます。清水玲子さんの今までのファンタジー色の強い作品とはちょっと違って、テーマはすごく重くグロイです。大人向けだと思います。
2015/11/08 12:35
完結
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投稿者:しましま - この投稿者のレビュー一覧を見る
科学の力で榎木津礼次郎(京極夏彦氏の小説の登場人物。他人の記憶を視覚情報として見る事のできる異能の持ち主)のように事件を解決。すごいなとは思うけどこんな未来は嫌だな。やっぱり私は死ぬならせめて白骨化するくらいまでは誰にも見つからず土に還りたい。
例えば虚偽性記憶障害の判定はどうやっているの?人間の脳はそんなに正直じゃ無い。この技術を盲信しすぎると逆に冤罪の山をつくりそうな気もする。
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