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ロケットマン みんなのレビュー

  • 加藤元浩(著)
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みんなのレビュー2件

みんなの評価4.7

評価内訳

  • 星 5 (0件)
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  • 星 1 (0件)
2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本

冒険の「動」の器の中に、ミステリの知的な「静」を盛り込んだ話の面白さを感じます。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風(kaze) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 加藤元浩さんの別シリーズ「Q.E.D.」が本格ミステリの謎と謎解きをメインにした話とすれば、こちらのシリーズは、謀略小説風の冒険譚の中にミステリの要素を盛り込んだ話と言えるでしょうか。「Q.E.D.」シリーズも好きですが、こっちのシリーズもなかなか面白い。現在第9巻まで出ていますが、本書第6巻収録のふたつの事件のうち、後半の話がミステリとしてもかなり面白かったので、ここで読みさしにして、感想を寄せてみることにしました。

 話の主人公は、中学生の水無 葉(みずなし よう)。Rと名乗る人物と出会ったことから始まり、まあ色々あって、(第6巻現在の今は)ある情報組織のエージェントをしています。そんな彼の良きパートナーが、同級生の長月弥生(ながつき やよい)。明るさと元気がウリの彼女が、葉をサポートしながら二人三脚、コンビを組んで世界各地の事件の謎を調査していく、そういうストーリーになっています。

 で、本書では、ひとりの天才投資家の死をめぐる事件の謎を調査していく話(「賢者の石」〜「たった一兆」)と、「双子の弟を捜して欲しい」という兄の依頼に端を発する事件の謎を追う話(「人間そっくり」〜「分解された男」)が収められています。
 話のタイトルがちょっといかしてます。翻訳SF作品がお好きな方なら、すぐにピンとくるはず。話の内容とからめて、海外SF作品からそのままタイトルを拝借してるのですよね。

 それはさておき、本書の後半を占める双子の兄弟が関わる事件、その奇妙な話の展開と解決の付け方が面白かったな。よく出来たミステリの謎と謎解きの妙味、それをこの「人間そっくり」〜「分解された男」での事件に感じました。

 しかし、シリーズの舞台からしばらく退場したままになっている“あの男”の行方が気になるなあ。と思って、次の第7巻の著者コメントを読んでみたら、ををっ! そこに次のような記述が。
 >
 やー、あいつが戻ってくるのかあ。それは楽しみ。期待しちゃおう。
 といったところで、第7巻に向かいまーす。

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紙の本

冒険の世界への扉が開く!

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投稿者:海野あさり - この投稿者のレビュー一覧を見る

「Q.E.D」でお馴染みの、加藤元浩先生の新作です!
帯にある、
『ミステリ、アクション、サスペンス…
 そのすべてを内包した最高密度のカオス!』
というのは伊達じゃない!!

主人公の葉は、いじめられっこの14歳。
母は他界し、個人病院を経営する父とは接点が無い。
そんな葉の中に、しこりのように残る記憶の断片。
南国の風景、ボロボロの家、血まみれの祖父、脈打つ内臓…。
これらの欠片を持つがゆえに、
自分の今いるこの世界は嘘なのではないか?
思い出せない、記憶の続きこそが、現実なのではないか?
そんな疑問を抱きつつも、安住の殻から抜け出せない毎日…。

そんなある日、葉が出会ったのは、「R」と名乗る、謎の男。
この男が一つずつ、葉の前に冒険への扉を差し出す。
しかし、その扉を「R」は開けてはくれない。
———その扉を開けるのは、葉自身なのだから。

ヒロインには人気者で、行動派の長月弥生。
その言動ゆえに、「Q.E.D」の可奈とキャラが被るのではないかと懸念したが、
そちらとは違い、葉をセーブする役目となっているようだ。

評価が4なのは、これから先にまだまだ期待してる所為。
「Q.E.D」よりも更に視野の広いこの設定で、
きっと私たちをワクワクさせてくれることでしょう。
2ヶ月連続リリースで、
来月には2巻が読めるということで、期待大です。  

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