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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/03/16
- 出版社: ポプラ社
- サイズ:19cm/255p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-591-17329-9
読割 50
紙の本
博士の長靴
著者 瀧羽 麻子 (著)
天気を変えることはできない。あるがままを受け入れるしかない−。天気の研究に生涯をささげた藤巻博士。博士一家・四世代の歴史と、時代ごとに変化する家族の在り方を綴った連作短編...
博士の長靴
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商品説明
天気を変えることはできない。あるがままを受け入れるしかない−。天気の研究に生涯をささげた藤巻博士。博士一家・四世代の歴史と、時代ごとに変化する家族の在り方を綴った連作短編小説。『asta*』他連載に加筆修正。【「TRC MARC」の商品解説】
天気を変えることはできない。
人間も、他の生きものも、あるがままを受け入れるしかない。
天気の研究に生涯をささげた藤巻博士。博士一家・四世代の歴史と、彼らとの出会いで変化していく人々の生きざまや家族の在り方を丁寧に描いた傑作連作短編小説。
『うさぎパン』、『左京区』シリーズ、『ありえないほどうるさいオルゴール店』の瀧羽麻子、新たな代表作。【商品解説】
収録作品一覧
一九五八年立春 | 5−39 | |
---|---|---|
一九七五年処暑 | 41−79 | |
一九八八年秋分 | 81−119 |
著者紹介
瀧羽 麻子
- 略歴
- 〈瀧羽麻子〉1981年兵庫県生まれ。京都大学卒業。「うさぎパン」でダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞。ほかの著書に「ありえないほどうるさいオルゴール店」など。
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紙の本
藤巻先生のファンになる
2022/06/01 22:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
気象研究家藤巻教授と家族を中心に話が展開。
最初は藤巻先生と妻となるスミさんのお話。そして、先生の息子の話となり、やがて孫、ひ孫まで。
ちょっと引け目があったり、自信がなかったり、下を向いて生きていた人たちと、空を見てばかりいる藤巻先生との対比が効いています。
藤巻先生はあまりしゃべらない。最終話までほぼセリフはない物静かな人ですが、穏やかな人柄が全体を暖かく包んでいる感じで、読後は優しい気持ちになります。
電子書籍
思わず空を眺めたくなる
2024/01/23 12:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:future4227 - この投稿者のレビュー一覧を見る
気象博士の子ども、孫、ひ孫までの数世代に渡る人間模様を描いた連作短編集。2023年の中高入試では多くの学校で出題された。各短編の最後で、えー、この後どうなるんだよーとやきもきさせられるのだか、次の短編では十数年が経過していて、あーそう落ち着いたのねとスッキリする。そしてまたラストにやきもきするという連続。「ニ〇ニニ年 立春」は秀逸。冒頭の短編「一九五八年 立春」と リンクして表題の「博士の長靴」がキーアイテムとなる。それにしても玲くんのお父さんが誰なのか気になる。え?まさか…?だよね?
紙の本
親、子、孫、ひ孫
2023/06/24 19:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
4代に渡るお話です。気象予報士と、それを取り巻く妻と子、孫、ひ孫。 研究者って、研究以外のことには、全く、関心無し、みたいな。ふ自分は、親族に気象予報士がいるので、興味持って読みましたが、モデルさんがいるのかな
紙の本
読みやすい作品
2022/03/20 19:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TOM - この投稿者のレビュー一覧を見る
「天気を変えることはできない」
「人間も、他の生きものも、あるがままを受け入れるしかない」
天気に深い興味を持つ学者さんの言葉として登場しますが、天気以外の避けられない事にも置き換えられて心にひびきました