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オホーツク核要塞 歴史と衛星画像で読み解くロシアの極東軍事戦略
著者 小泉 悠
超人気軍事研究家が、ロシアによる北方領土を含めたオホーツク海における軍事戦略を述べる。この地で進む原子力潜水艦配備の脅威を明らかにし、終わりの見えないウクライナ戦争との関...
オホーツク核要塞 歴史と衛星画像で読み解くロシアの極東軍事戦略
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オホーツク核要塞 歴史と衛星画像で読み解くロシアの極東軍事戦略 (朝日新書)
商品説明
超人気軍事研究家が、ロシアによる北方領土を含めたオホーツク海における軍事戦略を述べる。この地で進む原子力潜水艦配備の脅威を明らかにし、終わりの見えないウクライナ戦争との関連を指摘し、日本の安全保障政策はどうあるべきか提言する。
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紙の本
オタクの域を抜けた感
2024/02/27 23:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:リンちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
とてもマニアックです。この一冊でロシア核原潜が担う核戦略の今昔の一端を知ることができました。全編にわたって詳細な情報収集がされておりマニアックな中にもわかりやすい内容ではないかと思います。
紙の本
核兵器装備の原子力潜水艦の行動が明らかにされるのはいつになるのだろうか
2024/04/25 19:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雑多な本読み - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ロシアの軍事・安全保障の専門家であり、ウクライナ侵攻に関する書を出された方である。ロシアのウクライナ侵攻は日本とあまり関係ないと思う人々に、どう関係しているかを示している。すでにロシアに対する経済制裁に日本も加わっているから、当然関係している。それでも天然ガスの取引は続いているようだが。著者はそうした角度でなく、地政学という見方で、オホーツク海の位置づけを、歴史的な経過を踏まえながら説く。目次を見ると、
はじめにー地政学の時代におけるオホーツク海
第1章 オホーツク海はいかにして核の聖域となったか
第2章 要塞の城壁
第3章 崩壊の瀬戸際で
第4章 要塞の眺望
第5章 聖域と日本の安全保障
おわりにー縮小版過去を生きるロシア
あとがき あるいは書くという行為について
注 となっている。
以上のように展開される。冷戦時代、米ソの軍拡競争、核兵器の開発及び配備で、危機的な時代を経て、双方の核兵器の削減時代を経験し、ソ連の崩壊、混乱を経て、今のロシアがある。現在のロシアは人口は1億4千万台であり、GDPも低迷している日本よりも少ない。核兵器の配備では、ICBMといった長距離核ミサイル、長距離爆撃機による攻撃、原子力潜水艦による核ミサイル攻撃となるが、潜水艦の隠密行動は米ロの神経戦を呈する。ここに、中国が加わってきているが、本書は日本との関係で、オホーツク海がロシアの聖域になった経過を取り上げ、ソ連崩壊とともに、軍備が大幅に後退したことを記す。そして、ロシアは縮小した覇権国家の道を歩んでいると捉える。経済力の低下は明らかだが、その中でオホーツク海を含む2海域での展開を取り上げる。ロシアの夢よもう一度かもしれないが、その姿と限界を感じさせる。中国に目が行きがちであるが、無視ができない存在である。一読してほしい本である。
紙の本
興味深い
2024/04/11 12:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロシアの極東軍事戦略が、わかりやすく解説されていてよかったです。衛星画像など、興味深く分析されていて、素晴らしかったです。