現行の生成AIの致命的な問題点を指摘しています。
2025/11/06 21:30
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
現行の生成AIには致命的な問題点があると指摘し、よって幼い子どもが安易に生成AIと触れ合わせるのは言語発達上、非常に危険!と言語学者の著者が警鐘を鳴らしている1冊です。
当書を読み、その生成AIの致命的な問題点がよく理解できました。生成AI否定者の立場の著者が心配する理由が、よく分かりました。ぜひ、今子育てをしている保護者の方々に読んでほしい書籍です。
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普段は音声学の著書を出版されている川原先生が、テーマを拡張して、おしゃべりAIが幼児の発育に及ぼすリスクについて書かれていたので即読了。「身体反応」「随伴性」が幼児の発育に重要なこと、年齢が若ければ若いほどAIやスマホの影響を受けやすく使用には注意すべきことなど、肌感で何となく理解していたことを的確に言葉にされていた。最終章はスマホ依存のリスクを論じており、現代はスマホ使用による影響を世界的に人体実験している、といった旨には大変共感を覚えた。読み応えがあったが、様々な角度から論じているように見えて、元々の自説を補強している印象も受けたので、星4。
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AI関連の技術書だと、技術者視点で論じた内容になるので、本書の用に別の専門家視点で論じられているのは面白い。新書ならでは。
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僕には子供がいない。だから子育ての大変さはわからない。けど、そういうときになったら、子供に対して安易にスマホを与えないようにするためにも読み返すべきだと感じた。(あるいは子育て中の方には読んでもらいたい内容だと思った)
本書でも論じられていたけれど、AI自体というよりかはスマホ自体が子供(乳幼児レベルから)に与える影響について誰もわからないという点がこわいなと思う。
スマホを子供に与えることを『臨床試験を経ていない新薬を小児に投与する』と例えている点は、まさにその異常さを表していて、世界レベルで人体実験を行なっているという強めの表現になるのも納得できる。
スマホなしで生活するのが難しいからこそ、付き合い方をしっかり考えないといけない。スマホに依存しすぎないように個人レベルで工夫していきたいところ。
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AI導入にいくら反対を唱えても、社会的には利用していくことが既定路線になっていて、かつ世の中を良くしていくツールであるという前提をある程度踏まえつつも、子どもの言語取得の過程ではどうしても留意すべきことはあるだろうという話が続く。
ベネッセが「AIしまじろう」というものを開発しているということは初めて知った。幼児教育のためではあるものの、それに子守を任せきりにすることは絶対に良くなくて、あくまで補助的にあるいは親が一緒に使うツールとしての利用に留めておくべきであることがさまざまな根拠をもって主張される。
生成AIと対話できるように思えても、それは「書き言葉」であり、「話し言葉」とは別物。また、視聴覚以外の五感を含めて子どもは言語を理解するという観点はとても重要な点だと思う。
さらに、生成AIの特徴として、「反応がとてつもなく早い」ことがあり、このスピードに慣れると人間同士の「返事に時間がかかる」ことに耐えられなくなっていくという話は子どもに限らない指摘だ。
スマホが浸透しつつある時の懸念事項と近しいなと思っていたら最後の章でその点も触れていて、同じように社会的に浸透していく中で、悪影響のリスクにどのように向き合いながら活用することができるかを常に考えなければいけないと改めて考えたくなる。自分が気づかないうちにしっかり依存していっている気がしてきた。
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最初から最後まで著者の主張に一貫性があり、ブレずにいてくれるので非常にわかりやすい。
タイトルを読んだだけでも著者が生成AIを子ども(特に乳幼児)に使わせることには反対しているのが伝わるが、それをいろんな視点から考察しているのが非常に興味深く自分も賛成する点ばかりでした。
今後生成AIがどれほど人間に近づくのか未知数ではありますが、今のところ生成AIは不確実な情報を自信を持って伝えてくるというのは自分も実感しているのでその点においてだけでも子どもに使わせるのは違うかなあと思います。
また子どもに対してという点からは少しずれますが、言葉だけでの共感は示してくれるけれどそこには対人間間での共感ならば生じるであろうあたたかさは生成AIからは読み取れないと実感しています。
ロボットなんだから自分の思い通りに応えて欲しいと思ってしまうのも怖いところで、少しでも自分の思ってたのと違う回答が来るとそういうことじゃないんだよと思ってしまう自分がいることがもはや怖い。本当の対人間との会話では相手の回答にたとえ納得がいかなくても、そういう考えもあるんだなと思えるのに。
良くも悪くもAIには期待しすぎてしまい、する必要のないところで失望したり不信感を抱いてしまうのがまた怖いところだと思います。
大人の自分でさえそうなので、まだ感情抑制も知識も未発達で不足している子どもにとっては、非常に不安定な存在なのではないかとも思います。
とにかくいろんなことを考えさせられるし、なるほどなあという視点もたくさんあり、とても勉強になりました。
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生成AIとおしゃべりアプリそしてスマホについて。気鋭の言語学者が子供の言語取得の害がないかを考察する。
驚くべき速度で進化する生成AIは人間の代わりになるのか、直感的な疑問について筆者は真摯に検証している。
新たな技術は新薬と同様、思わぬ副作用もあるかもしれない。
既にスマホ、生成AIなしでは生きられない我々、便利さと裏腹な害について、もっと考える必要があることだけは間違いない。
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ものすごく平たく言えば、言葉はコミュニケーションツールなのだから、人間同士のコミュニケーション現場でしか獲得し得ないでしょう、ということですね。それはその通りだと思うので、本書に賛同します。
日頃ぼんやりと感じていたことが、研究者の情報提供(研究結果)で裏付けられたことが有り難い。
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生成AIおしゃべりアプリを、無造作にまだ幼い子どもに与えていいのかという素朴な疑問を、切々と訴えていた。
私も、まだ未知数で扱いきれないものを、簡単に成長途上の子どもに与えてしまうことには不安がつきまとう。
スマホ育児をしてしまったかなという私自身の反省とともに、自分の子どもにスマホを買い与えるのはもう少し先にしようと思った。
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子ども向けのおしゃべり生成AIというものが開発されているらしい。それへの危機感から書かれた本書だが、それ以外にも生成AIと人間の言葉の処理の仕方の違いなど、周辺のことがよくわかり、自分なりにどう向き合えばいいのかを考えるための材料が得られたと思う。
学者なので、著者個人的には否定的な意見を持ちつつ、できるだけ公平に議論を進めようとする書き方にも好感を持った。
生成AIとおしゃべりを続けた子どもが、生成AI言語と人間の言語のキメラのようなものを作り上げてしまう可能性、
生成AIの即応性や、何を言っても決して傷つかない感情のなさに慣れてしまい、人間とのコミュニケーションに支障をきたす可能性、
生成AIとの付き合いが多いニアリーイコールスマホの使用が多い、ということで、子供とスマホの関係など、
心配な論点がいくつも提示された。
最後の方に、車だったら国が品質や使い方のガイドラインを設けているのに、スマホは保護者が全て責任を持って管理しないといけないいうのがフェアじゃない、という話、全くその通りだと思う。
子供の脳はまだ発達途中であるということを考えても、スマホや生成AIへの曝露は慎重にならなければならない。。わかってはいるけれど、子育てしていたらなかなか難しい。。
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生成AIに興味があるので読んでみた。
前に同じ著者の本を読んだことがある。
その著者が、AIに批判的な点をどうとらえているのか気になった。
音声学者というだけあって、文字情報よりも音声の言語を重視している。
「文字がない言語はあるけど、音声がない言語はない(手話は音声とみなす)」には納得。
そのうえで、AIおしゃべりアプリの問題点を「感情的な抑揚」「他の感覚を含めた随伴性」「養育者との愛着」という点で否定的な立場をとっている。
「専門家アクセント」は初めて知った。面白い。
マイクのマを低く発音するような。
確かに、その業界感があふれて来て楽しい。
SNSの広がりの時期と、精神疾患増加の時期が重なっているというのはとても怖い。
他人と比較するのが容易になる「いいね」数という基準が出てきしまったのも恐ろしい。
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昨秋の新刊を見落としていて、年が明けてから気がついた。
小学生二人を育てる言語学者の夫婦が「幼児が生成AIと会話すること(子ども向けのおしゃべりアプリ)は、果たして、人間の健全な成長という観点から「安全」なのか」という問いに向き合った一冊。この十年二十年の急速な生活のデジタル化が子ども(人間)の言語発達にどう影響するのかは私自身関心があるので、必読だと思ってすぐに書店の在庫を押さえた。
子どもの言語獲得や発達への懸念だけでなく、生成AIの電力消費問題に言及している点も私自身の問題意識にとても近く、2024年からどこかで連載されていたらしい記事(note?)をリアルタイムで読んでいなかったことが惜しまれる。
子どもの言語習得とAIの学習方法の違い、五感が分かちがたく結びついた人間言語とテキストの読み上げにとどまるおしゃべり生成AI、ピジンとクレオールの例からあやぶまれる生成AIと交わった子どもの言葉⋯など言語や発達の見地からのさまざまな研究成果、意見とともに音声学者の著者ならではの視点から子どもが生成AIをはじめとするデジタルデバイスに早くから接することを危ぶむ。
効果もリスクも未知数な新薬の人体実験のようなものだとして子どもが早くからAIやスマホを使うことに警鐘を鳴らしつつ、作りや扱いに関して国がはっきりしたガイドラインを示している自動車などのようにAIやスマホにも専門家の知見に基づいたガイドラインが必要だし、それを求めつつも大人自身が新技術との付き合い方に向き合い続ける必要がある、という着地点は穏当。
わがやは長女4歳まではこどものためにテレビをつけることもせず、幼稚園に行き始めてから2歳の次女、うまれたばかりのぼーずもいっしょに親子で夕方のEテレをみるようになり、パソコンは小学生になっておとなのおさがりをきょうだい共有で使いはじめ、スマホは高校生になってから、とある程度コントロールしながら育てることができたが、あと数年遅かったらなにかにつけずっと苦労が多かっただろうと思う。
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生成AIをこどものおしゃべり相手として評価してみれば、こどもはハルシネーションに気付けない、イントネーションがイマイチ感情を伴わない、端橋箸が同じ、アプリにリセットがかかれば昨日の会話を忘れている…小説クララとお日さまでは、こどもが成長するにつれ、本音とうらはらな人間の態度をAIロボット側が理解できなくなり苦しむ。年齢などの個別の利用シーンを想定したガイドラインはあったほうが良いと思いました。
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生成AIと消費電力の問題は知らなかった。
それが知れただけでも大きい。
自分自身も子育て中である。
さらに、教師でもあるから、
やはり子どもたちと生成AIのかかわりについては注視していこうという意識が高まった。
もっとAIについて学ぼう。
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前著の評価が読まれたかのように、打って変わって大真面目な本となった。
それはさておき、AIと子育てに関する危機感を、強く、でも論理的にまとめた内容となっていた。これはともに子育てをする人(パートナーだけでなく、同じ世代の人)とも議論をして、考えていかなければならない。
言いたいことが溢れていて、AIだけでなくSNSやスマホの話にもなっているけれど。