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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2022/07/15
  • 出版社: KADOKAWA
  • レーベル: 富士見L文庫
  • サイズ:15cm/205p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-04-074602-9

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文庫

紙の本

紅霞後宮物語 第14幕 (富士見L文庫)

著者 雪村花菜 (著),桐矢 隆 (イラスト)

小玉は皇后となり、文林と穏やかに年を重ね、円熟した夫婦関係を築いていた。その反面、激務の重なる文林には確実に老いの陰が迫っていた。そして迎える文林の死。世代はめぐり、すべ...

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紅霞後宮物語 第14幕 (富士見L文庫)

税込 682 6pt

紅霞後宮物語 第十四幕

税込 682 6pt

紅霞後宮物語 第十四幕

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商品説明

小玉は皇后となり、文林と穏やかに年を重ね、円熟した夫婦関係を築いていた。その反面、激務の重なる文林には確実に老いの陰が迫っていた。そして迎える文林の死。世代はめぐり、すべては然るべき姿へと変わっていく…。【「TRC MARC」の商品解説】

あれから七年。小玉が養育する令月は七歳になった。
紆余曲折はあったものの小玉は皇后となり、文林と穏やかに年を重ね、円熟した夫婦関係を築いていた。
その反面、激務の重なる文林には確実に老いの陰が迫っていた。

 そして迎える文林の死――

世代はめぐり、すべては然るべき姿へと変わっていく。

「母后陛下。あなたはもとより、自分勝手な方ではありませんか」

女たちが選ぶ道はどこに続いていたのか。
後宮大河物語、堂々完結!
【商品解説】

目次

  • 紅霞後宮物語
  • あとがき

著者紹介

雪村花菜

略歴
2014年、『生生流転』で瑞々しい人物描写と緻密かつ魅力的な世界設定が評価され、第2回ラノベ文芸賞金賞を受賞。改題及び改稿を加えた本作でデビューとなる。

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みんなのレビュー14件

みんなの評価3.6

評価内訳

紙の本

歩き出す

2022/07/17 01:12

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

本当に堂々の完結

後宮という基本的に誰も幸せにならない場所から出て歩きだした女たちの姿がものすごく眩しい。

文林と小玉 紆余曲折あったけど、やはりいい夫婦だった。
最終巻でそれを噛み締めている。

真桂のその後 雅媛と再会したのか知りたい。
清喜が小玉に付いて行かなかったのが意外。というか、綵と結婚するなんて意外過ぎ!

康国王家の有り様が…これを妄執と言わず、何と言えばいいのか。
密着母子の犠牲になった嫁は生き地獄だっただろうに。

大切な人たちと再会することなく散った夢華の最後が悲しい。
空虚な気持ちしかないからこそ母親代わりに最適だったとはなんて皮肉な。
宸以外の二国のその後はどうなってしまったのか。
その後が少々恐ろしい。

行商一家 訳あり人間の寄せ集めだけど、忌憚なく物事を話せて、そしてパワフル!
元皇后の力強さに感嘆。
彼女の義理の息子と小玉が対面したらどんな言葉を交わすのか。
小玉とこの一家は気が合いそうなのでいつか交流できればいいけど。

ラスト
身分を失い、自分の持てるものだけで生きることになった少女。
彼女は一人きりで自分の足で歩き出さざるを得ない立場に。
絶望的な状況にいる彼女に小玉の物語が少しでも力を与えてくれたなら。
その先に光が差す事を祈るのみ。

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紙の本

面白かった!

2022/12/12 18:41

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:らんま - この投稿者のレビュー一覧を見る

最後の最後でばったばった活躍していた人たちが退場するとは想像外でしたが、面白かった!湿っぽくならず、ラストの次作を期待させるような終わりはさすが!

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紙の本

続くもの

2023/02/14 15:15

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kusukusu - この投稿者のレビュー一覧を見る

時間と共に変わらないものは無いんだなと実感
歴史の教科書では派手な出来事に目がいきがちだが
それ以外の歴史も、その時代を生きている人々にとっては大切な人生だし
また、派手な時代に移行する布石を孕んでる
そう思うと感慨深いものが有る

とりあえず、様々な思いもあるが布団の上で人生を終わった人は幸せだ

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電子書籍

物語を閉じるためだけの巻、盛り上がりなし

2022/11/29 08:41

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

『紅霞後宮物語』はこの巻で本当に完結しました。
第十三幕から7年後、関小玉が皇后に返り咲くところから物語が始まります。とはいえ、新たに事が起こるのではなく、紅霞後宮物語を閉じるためだけに書かれた多くの断片的なエピソードで構成されています。
小玉は市井の人々に「ばあさん」と呼ばれて親しまれ、文林とも和やかな関係を育み、帝姫・令月を養育するという日常の中、文林の病が悪化し、やがて崩御。小玉が慈しみ育てた皇太子・鴻が即位し、小玉は文林のいない後宮で何の役にも立てないことを自覚して、後宮を出て庶民に戻る。
文林の死んだことになっている長男のその後。
隣国の實と康の世代交代。
などなど。
最後の「残照」の章ではさらに時代が下り、辰がついに滅びる。

少々長すぎるエピローグという感じで盛り上がりに欠けていました。
関小玉の影が薄すぎるきらいもあります。もう少し、彼女が後宮を出る際の経緯を詳しく語るなり、出てからの暮らしぶりを連続的に語ってもよかったのではないかと思います。
あまりにも周辺の人々の「その後」が取り上げられていて、その中には「誰?」と思い出せないような人物もあり、そうした人々のその後を番外編ならともかく本編の完結編に収録する意味があるのか疑問に思います。

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2022/07/19 12:49

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2022/07/18 16:54

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2022/07/15 11:49

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2022/07/31 22:23

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2022/08/02 22:31

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2022/09/04 22:39

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2022/12/14 23:39

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2023/01/17 10:35

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2023/06/22 23:57

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2023/11/02 20:42

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