死蝋の匣
著者 櫛木理宇(著者)
茨城県の住宅で顔面に劇薬をかけられ滅多刺しにされた男女の死体が発見される。現場には犯人の下足痕・指紋・DNAまでもが残されていた。関係者を洗う敷鑑班に割り振られた捜査一課...
死蝋の匣
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商品説明
茨城県の住宅で顔面に劇薬をかけられ滅多刺しにされた男女の死体が発見される。現場には犯人の下足痕・指紋・DNAまでもが残されていた。関係者を洗う敷鑑班に割り振られた捜査一課の和井田は、被害者たちがジュニアアイドル事務所を経営し、12歳以下の幼い少年少女にきわどい仕事をさせていたとの情報を掴む。多方面から恨みを買っていたと確信する和井田のもとへ指紋鑑定の結果が。指紋は椎野千草という女性のデータと一致し、彼女はかつて起こった一家心中事件の生き残りで、和井田の親友・白石が家裁調査官として担当した少女だった。和井田は千草の話を聞くために白石を訪れるが、白石は「彼女に人は殺せない」と主張。それには千草の父親が起こした一家心中事件が深くかかわっていた。
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前巻よりも読みやすくなってて良かった~
2024/07/30 01:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『虜囚の犬』続編。
児童ポルノ紛いの芸能事務所社長が殺され、その容疑者が家裁調査官時代に担当した少女だと聞かされ、和井田から情報を求められる白石。
人殺しができる人間じゃないはずの少女が容疑者と聞いて戸惑い、独自に調査をする。
前巻の空白の時系列で親と子。
父や母、夫や妻という存在の社会的在り方を問う。
グロさは前巻よりはずっとマシだった。児童ポルノが題材で胸糞悪さは同程度だとは思うけど。
作中で白石が一貫して「非行少年達は彼らだけが問題なのではなく、大人や社会が彼らを救えないことが問題」っていう立場なのがいい。
まさかの!
2024/07/23 21:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
この2人のシリーズに続きが出るなんて思ってもなかったから、
情報が入ってきた瞬間に予約しました!
いやー、面白かった!
2時間程度で読み終えてしまいました。
普段はすぐ犯人が分かってしまうんですが、
今回前作よりもかなり精巧に出来ていて、
犯人宛に悩まされましたわら
3巻も楽しみです!