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朝鮮仏教史 （講談社学術文庫）
著者 鎌田茂雄 （著）
４世紀、朝鮮半島の王たちは仏教をどのように受け入れたのか。その後の王権と社会は仏教の影響の下でどんな文化を形成したのか。教学・宗派など東アジア仏教圏の中でも独自の道を歩ん...
朝鮮仏教史 （講談社学術文庫）
朝鮮仏教史
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商品説明
４世紀、朝鮮半島の王たちは仏教をどのように受け入れたのか。その後の王権と社会は仏教の影響の下でどんな文化を形成したのか。教学・宗派など東アジア仏教圏の中でも独自の道を歩んだ朝鮮仏教の歴史を総覧する。【「TRC MARC」の商品解説】
四世紀後半、朝鮮半島へ主として中国から伝わったとされる仏教。
高句麗・百済・新羅の王たちは新しい思想をどのように受け入れたのか。
またその後の王権と社会は仏教の影響のもとでどんな文化を形成していったのか。
崇拝と排斥、求道と教学、独自の哲学の錬磨、宗派の流れなど、
東アジア仏教圏の中でも独特の道を歩んだ朝鮮仏教の歴史を総覧する。
【商品解説】
目次
- 第一章 古代三国の仏教
- 第二章 統一新羅の仏教
- 第三章 高麗の仏教
- 第四章 李朝の仏教
- 第五章 韓国の仏教
著者紹介
鎌田茂雄
- 略歴
- 1927年神奈川県生まれ。駒澤大学仏教学部卒業。東京大学大学院博士課程修了。
東京大学東洋文化研究所教授、国際仏教学大学院大学教授などを歴任。専攻は中国・朝鮮仏教史。
文学博士。学士院賞受賞。2001年没。主な著書に『般若心経講話』『華厳の思想』『維摩経講話』などがある。
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朝鮮仏教の歴史を総覧した貴重な一冊です！
2021/02/09 09:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、中国・朝鮮仏教史を専門に研究され、『般若心経講話』、『華厳の思想』、『維摩経講話』などの著作を発表された鎌田茂雄氏の作品です。同書の中で、著者は「日本へ百済から伝来した仏教ですが、その後、朝鮮半島からの流れは中世まで日本仏教に影響を与え続けた」と述べています。そして、続けて「では、４世紀に伝わったとされる半島でそれぞれの時代の王たちは仏教をどのように受け入れたのか。またその後の王権と社会は仏教の影響の下でどんな文化を形成したのか」読者に問いかけます。同書は、教学・宗派など東アジア仏教圏の中でも独自の道を歩んだ朝鮮仏教の歴史を総覧した貴重な一冊です。仏教に興味をおもちの方には、ぜひおすすめしたい書です！
電子書籍
朝鮮半島の仏教
2021/06/27 08:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
中国の仏教とも日本の仏教とも異なる独自の仏教があったことがわかる。護国仏教という面が大きく出されていて高麗までは国家との結びつきが強かったことが述べられている。また、廃仏の傾向が強かった李朝でも秀吉の朝鮮出兵の際には僧侶が自ら戦うなどしていたらしい。日本との関係でも仏教伝来は百済からだし、高麗時代にも大蔵経の招聘など関わりがあったことがわかった
