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紙の本
あやかし姫の良縁 (小学館文庫 キャラブン!)
慶長4年、京の陰陽師家・幸徳井のひとり娘、桜子は、生まれ持った剛力と神通力のせいで「あやかしの子」と囁かれ、都の妖怪たちになつかれていた。ある日、桜子は陰陽の術にも長けた...
あやかし姫の良縁 (小学館文庫 キャラブン!)
あやかし姫の良縁
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商品説明
慶長4年、京の陰陽師家・幸徳井のひとり娘、桜子は、生まれ持った剛力と神通力のせいで「あやかしの子」と囁かれ、都の妖怪たちになつかれていた。ある日、桜子は陰陽の術にも長けた剣士・柳生友景と出会い…。【「TRC MARC」の商品解説】
陰陽師の家を継ぐ「トンデモ」姫に婿現る?
慶長四(一五九九)年。安土桃山時代も末期、江戸時代が始まる前の京の都に、周囲が手を焼くトンデモ姫がいた。名は幸徳井桜子、年は十五。陰陽師を排出する家のひとつ、幸徳井家のひとり娘だ。名門というわけでもなく、ほどほど貧乏な公家の跡継ぎである桜子は、母を早くに亡くし、父は誰なのかわからないという有様。一部で「あやかしの子だ」と噂されるのは、桜子が生まれ持った神通力と剛力のせいだ。
「私に触ると怪我するよ」――というのは誇張でもなんでもなく、触れればすぐさま物を壊し、遊べば人を壊す。この世のものはなにもかもヤワすぎて、人も獣も妖怪も桜子の相手にはならないのだ。そのくせなぜか、京に巣くう妖怪たちはこぞって桜子に懐く。ゆえに、花も恥じらうお年頃だというのに、桜子はあやかしの首魁扱いされてしまうのだった。
そんなある日、桜子はひとりの剣士と出会う。陰陽の術にも長けたその青年は、柳生友景。どうやら彼は、桜子が本気をだして絡んでも「壊れない」理想の相手のようだが…?
やわらかスピリッツでのコミカライズも大人気、「蟲愛づる姫君」シリーズの著者が贈る、もうひとりの「トンデモ姫」の物語、ここに開幕!
【商品解説】
紙の本
独特
2023/05/04 12:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
おもしろかったです。想像以上に、あやかしだらけでした! そして、「蟲愛づる姫君」みたいに、ヒロインとヒーローの愛も独特でした。
紙の本
キャラクターへの感情移入はしづらいが面白い
2022/09/26 12:48
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦国の時代、陰陽寮の閉鎖された京の都で陰陽師としてお家を再興しようとしている娘は、生まれ持った怪力のせいで人の世で上手く生きられずあやかし達に好かれていた。
しかし祖父が自分の婿として連れてきた男は、彼女が触れても簡単に壊れない強い奴で興味を持つ。
出生に秘密を持つ歪な二人の物語。
宮野先生の怪力ヒロイン前にも見た気がするな?
そして相変わらずちょっと共感しづらい倫理観で生きている主役達が個性的で魅力的だった。
先生って一般的とはいいがたい愛の形を描くのが本当に上手。
でもちょっと設定凝りすぎてとっちらかってたかな。