ロベスピエール―民主主義を信じた「独裁者」―(新潮選書)
著者 高山裕二
フランス革命で政敵を次々と粛清、最後は自らも断頭台で葬られたロベスピエール。「私は人民の一員である」と言い続けた元祖〈ポピュリスト〉は、なぜ冷酷な暴君に堕したのか。誰より...
ロベスピエール―民主主義を信じた「独裁者」―(新潮選書)
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商品説明
フランス革命で政敵を次々と粛清、最後は自らも断頭台で葬られたロベスピエール。「私は人民の一員である」と言い続けた元祖〈ポピュリスト〉は、なぜ冷酷な暴君に堕したのか。誰よりも民主主義を信じ、それを実現しようとした政治家の矛盾に満ちた姿から、現代の代議制民主主義が抱える問題の核心を鋭く問う画期的評伝。
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ボリシェヴィキよりは「マシ」な独裁者に過ぎない男
2024/12/03 12:12
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロベスピエールを「言われているような独裁者ではない!」と主張しているだけの本。8月10日事件で権力を掌握して自らを「最高存在」にしたようにボリシェヴィキの原型となった男にしか過ぎない。何でロベスピエールが「民主主義の欠点」を示すのかが分からない。強いて言えばレーニンはマリノフスキーを最後まで「オフラーナのスパイ」と見抜けない程度の男だが自ら売国行為までして権力を掌握したがロベスピエールは正反対に革命戦争を愛国行為としてフランス人を動員出来た事、トロツキーが1935年になってフランス警察に逮捕された時のアリバイとして書いたにしても「亡命日記」でツァーリ一家の処刑をレーニンの命令で実行されたとあるが少なくとも「ルイ・カペー」の裁判にはマルゼルブを弁護士として起用した事、マリー・テレーズをオーストリア側に引き渡した事?もっともマリー・アントワネットの裁判では王太子ルイに近親相姦したかのような事を言わせたのは、どこかに行っている。