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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/11/21
- 出版社: 中央公論新社
- サイズ:20cm/329p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-12-005598-0
読割 50
紙の本
樋口一葉赤貧日記
著者 伊藤氏貴 (著)
貧乏なのに、紙幣の顔。生まれは裕福、晩年は借金三昧…。24歳で貧苦の内にこの世を去った樋口一葉は、いくら稼ぎ、いくら借り、何を買い、何を思ったのか? 金銭事情を通して、そ...
樋口一葉赤貧日記
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商品説明
貧乏なのに、紙幣の顔。生まれは裕福、晩年は借金三昧…。24歳で貧苦の内にこの世を去った樋口一葉は、いくら稼ぎ、いくら借り、何を買い、何を思ったのか? 金銭事情を通して、その人物と作品とを繙く。【「TRC MARC」の商品解説】
貧乏なのに、紙幣の顔。生まれは裕福、晩年は借金三昧。いくら稼ぎ、いくら借り、何を買い、何を思ったのか?金銭事情で読み解く、日本初の女性職業作家の新しい姿。【商品解説】
著者紹介
伊藤氏貴
- 略歴
- 〈伊藤氏貴〉明治大学教授。専攻は美学、文藝思潮。著書に「奇跡の教室」「同性愛文学の系譜」など。
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紙の本
樋口一葉の全く新しい評伝
2022/11/22 15:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナオタロウ - この投稿者のレビュー一覧を見る
樋口一葉の評伝はあまたありますが、今までは半井桃水との恋愛などの評伝が多く、これまでに語られてこなかった「お金」と樋口一葉という観点から書かれた、全く新しい評伝です。生誕百五十年の本年に読むに相応しい読み応えがあります。
紙の本
それまでに紙幣の顔になった中でもっとも貧乏人だった人
2023/04/01 21:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「それまでに紙幣の顔になった中でもっとも貧乏人だった人」、「周りのさまざまな人たちから愛されている。思わず手を差し伸べたくなる」「宵越しの金を持たない」「竜泉寺への引越しが一葉の小説を花開かした」「奇跡の14か月、灯滅せんとして光を増す」、著者、伊藤氏による一葉に対する表現が面白い、一葉研究の大家、作家でもある和田芳恵氏が言いだしたといわれる、奇跡の14か月、あらためて、この期間に発表された作品群は「大つごもり」「にごりえ」「十三夜」「わかれ道」「たけくらべ」と、彼女の代表作ばかりだ、これらの作品は他の当時の女性作家では絶対に書けない、恋の話は他の上流家庭に育った女性作家には書けても貧乏を書くことができる作家は一葉だけだった、吉原がかける作家は一葉だけだったのだ、もっとこの人の作品が読みたかった