干ばつ被害も大雨被害も土しだい
2023/05/13 16:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ノホホン - この投稿者のレビュー一覧を見る
農業を始めた4年間は悪天候の影響で収入がほとんどなかった著者。しかし,近隣の農家でも4年連続で不作だったのは著者の農地だけ。なぜ?? 必死に環境再生型農業に取り組み,ようやく天候に影響されずに安定した収穫が得られるようになる。理由は,土壌が健康になったから。
家庭菜園を始めた私にとって,アメリカの大農場のやり方と同じことはできない。でも本書を参考に,「耕して化学肥料や農薬を使う農業の常識」を考え直してみたい。
リジェネレティブ農業(環境再生型農業),自然農法に関心のある方は最初に読んでおきたい一冊。
農業に対するハウトウー本ではなく、宗教本でもない
2022/12/31 22:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:忍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の自然農法が、ややもすると宗教的・求道的なものになりがちで、ついて行けないないところがあるが、本書に書かれている内容は、結果的には同じ方向は向いてはいても、もう少し現実的な視点や科学的な説明があり、納得しやすいものであった。
日本の水田に同じ方法が当てはまるのかは分からないが、基本の考え方は有用ではあると感じた。
筆者自身も、この方法そのものがすべてに当てはまるわけではないと述べており、基本原則に則ってアレンジは必要、まずはコストをかけずに可能な範囲で小さいところから始めてみて、うまくいかなければやり方を変えてみて再チャレンジする、など、農業に限らず、あらゆるビジネスに当てはまる考え方が参考になった。
良い作物を作るためには土を育てることが必要
2022/10/11 20:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あけみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
農業の奥深さを知りました。一番心に残った部分は、ある畜産会議でドン・キャンベルさんの講演のセリフ。「小さな変化を生み出したいなら、やり方を変えればいい。大きな変化を生み出したいなら、見方を変えなければ・・・」
農業に関係なく、色んな仕事にも共通する内容に感じます。
投稿元:
レビューを見る
ゼロ・ウェイスト・ホーム、ゼロ・プラスチック生活と服部さんの翻訳の本がとても良かったので、「土を育てる」も続けて読んでみました。
農業に携わったことのない私でも、
頑張って耕して、肥料入れて、消毒して、、、という農業のイメージと全く逆のアプローチはとても新鮮でした。
土の6原則
1.土を機械的、化学的になるべくかき乱さない
2.土を覆う
3.多様性を高める
4.土の中に生きた根を保つ
5.動物を組み込む
6.背景の原則
土の中に多くの有機物や水を溜め込める農地を作ることは、温暖化対策や洪水予防としても有効です。
投稿元:
レビューを見る
農場経営者。気候変動対策として、いま世界で注目を集めるリジェネラティブ農業(環境再生型農業)の第一人者。アメリカ、ノースダコタ州で2,000ヘクタールの農場・牧場を営む。妻と息子の家族3人でたび重なる危機を乗り越え、化学肥料・農薬を使わない不耕起栽培によって自然の生態系を回復させる新たな農業を確立した。その農場には国内外から毎年数千人の見学者が訪れるほか、講演やメディア出演も多数行い、世界中にメソッドを伝えている。米国不耕起栽培者賞、天然資源保護協議会から成長グリーン賞を受賞。
投稿元:
レビューを見る
面白い。ただのノウハウ本ではない。確かに御多分に洩れず成功者の話ではあるが、単に農に限らない学びがあります。環境問題や人生哲学など。
しかし成功者の話っていつも、失敗から学べ、が含まれている。でもそれは成功者の話なのだ。と思う。
投稿元:
レビューを見る
そうやんさんのインスタで紹介
https://www.instagram.com/p/Cfp-k0oPMfN/
https://books.rakuten.co.jp/rb/17106414/
より転載
内容紹介(出版社より)
人と自然の関係が変わる!
生態系を回復させ、温暖化まで止める
「奇跡のカーボン・ファーミング」とは?
有効な温暖化対策「カーボン・ファーミング」としていま脚光を浴びるリジェネラティブ(環境再生型)農業。その第一人者による初のノンフィクション。
4年続いた凶作の苦難を乗り越え、著者が自然から学んだ「土の健康の5原則」。そこには、生態系の回復や カーボン・ファーミングのエッセンスが凝縮されている。地中の生態系のはたらきを阻害さえしなければ、あらゆる土が真に「生きた土」に変わる。さらに、やせた土地の回復は、農業の衰退、食料危機、環境破壊、気候変動問題などの対策にもつながるのだ。
21世紀のさまざまな課題解決の糸口となり、自然への見方が変わる、野心的な〈土壌のバイブル〉!
各氏絶賛!
米アマゾンで1000を超える5つ星レビューを獲得!
「土は生命現象の産物、そして生命のゆりかご。土から始まる環境革命の実践書」福岡伸一(生物学者)
「人が土を育て、土が人間を育てる。土をケアする営みは、こんなにも奥深く切実で面白い」森田真生(独立研究者)
〈目次〉
日本版に寄せて
はじめに いちばんの師
第1部 道のはじまり
第1章 絶望からの出発
第2章 自然をよみがえらせる
第3章 リジェネラティブの目覚め
第4章 牛が牛でいられるように
第5章 次世代に引き継ぐ
第6章 “自然そだち”
第2部 理想の「土」を育てる
第7章 土の健康の5原則
第8章 カバークロップの偉大な力
第9章 土さえあればうまくいく
第10章 “収量”よりも“収益”を
おわりに 行動を起こす
内容紹介(「BOOK」データベースより)
有効な温暖化対策「カーボン・ファーミング」としていま脚光を浴びる環境再生型農業。その第一人者が、4年連続の凶作を乗り越えた末に自然から学んだ「土の健康の5原則」には生態系の回復やカーボン・ファーミングのエッセンスが凝縮されている。地中の生態系のはたらきを阻害さえしなければ、農園から家庭菜園、ガーデニングまで、あらゆる土が真に生きた土に変わる。さらに、やせた土地の回復は、農業の衰退、食料危機、環境破壊、気候変動問題などの対策にもつながるのだ。21世紀のさまざまな課題解決の糸口となり自然への見方が変わる、野心的な“土壌のバイブル”!
目次(「BOOK」データベースより)
第1部 道のはじまり(絶望からの出発/自然がよみがえる/リジェネラティブの気づき/牛が牛でいられるように/次世代に引き継ぐ/ブランドをつくり出す)/第2部 理想の「土」を育てる(土の健康の5原則/カバークロップの偉大な力/土さえあればうまくいく/収量よりも収益を)
著者情報(「BOOK」データベースより)
ブラウン,ゲイブ(Brown,Gabe)
気候変動対策「カーボン・ファーミング」として、いま世界で注目を集めるリジェネ���ティブ農業(環境再生型農業)の第一人者。アメリカ、ノースダコタ州で2,000ヘクタールの農場・牧場を営む。妻と息子の家族3人でたび重なる危機を乗り越えて、化学肥料・農薬を使わない不耕起の栽培によって、自然の生態系を回復させる新たな農業を確立した。彼の農場には国内外から毎年数千人の見学者が訪れるほか、講演やメディア出演も多数行い、世界中にそのメソッドを伝えている。アメリカ不耕起栽培者賞、天然資源保護協議会から成長グリーン賞を受賞
服部雄一郎(ハットリユウイチロウ)
翻訳家。UCバークレー公共政策大学院修了。「ゼロウェイスト」や「プラスチック・フリー」の実践的な取り組みがメディアで紹介され注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
投稿元:
レビューを見る
農業で土の栄養が大事なこと、土の栄養は微生物がどれだけ生息しているかに直結する。
耕作や化学肥料は土壌の微生物を減らす方向に働き、土地がやせ細り、農作物の収穫量や栄養が減る。さらに、化学肥料を含んだ水分が川などに漏れだし、環境に影響がある可能性がある。
長い目で農業を持続可能とするためには、化学肥料を減らし、土壌の微生物を増やすようにする。その方法として、カバークロップを使うことを本書で上げている。
土壌の影響や農作物の収穫量、栄養などを科学的に分析出来ていれば、無駄に化学肥料や除草剤を使うことにならなかったのではないか?
そこのなぜ?の部分が解明出来ていなかったから、化学肥料に頼ることになってしまったのか?
投稿元:
レビューを見る
朝日の書評を読んでこれは面白そうだと借りて読んだ.
農業にさほど興味のない自分がなぜこれほど本書の世界に引き込まれたのか.それは著者のポジティブな語りによるチャレンジングな成功譚が一級のドキュメンタリーを観るようなドラマだからなんだけど,工業的農業という間違ったセオリーをひとつひとつ自身の経験でひっくり返し,最後には全くちがうものの見方に到達するという,農の世界に止まらない大切なことに気づかせてくれるからだろう.
やり方を変えることよりも,見方を変えることの大切さを教えてくれる本でした.
投稿元:
レビューを見る
不耕起を説く
アメリカらしく収益をテーマとして、常に合理的に感じる
農業やるなら読まないと
返却期限きたため未読
投稿元:
レビューを見る
アメリカの環境再生型農業のパイオニア
ゲイブ・ブラウン
そのルーツは日本の農哲学者、福岡正信『自然農法 わら一本の革命』から影響を受けていると知り感激。
慣行農業の負の歴史から、リジェネラティブ(環境再生型)農業へと時代は変わっていく。いや、むしろ環境再生型農業が本来の食料生産の形であり、ありのままの自然なのだ。
ようやく世界が"気づき"始めてきた。アメリカという大国が農業というシステムを根本的に変えていけば世界も賛同していくはずだ。
福岡正信を生んだ日本は、相変わらず周回遅れどころか有機農業自体が圧倒的少数派であるという残念な状況。立ちはだかる壁は大きい。
自分たちだけじゃない。未来の世代の為にも"見方"を変えていくしかない。
投稿元:
レビューを見る
アメリカの環境再生型農業の実践者の本。
アメリカなので、目指すところは大草原の複雑で豊かな生態系の再現だ。
日本は土地をほうっておくと基本的に森林になるので、人間の手を余計に入れる必要があるかもしれない。
トーマス・ジェファーソン
第3代アメリカ大統領にして生涯農民であり続けた。
7〜8種類の種をカクテルのようにブレンドして撒いて育てる実験をやってみたい。
刺激的な楽しい本だ。
マメ科の植物は土壌を豊かにする。
遺伝子組み換え作物の生物多様性への影響にはどんなものがあるの?
生物多様性と遺伝子組換え:農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/carta/seibutsu_tayousei.html
投稿元:
レビューを見る
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000819002022.html
投稿元:
レビューを見る
耕さない
刈り取った草を敷き詰める
多様な品種を混植する
雑草を引き抜かずに根を残す
動物を組み込む
など。
多殖でほしい作物が十分に収穫できるのか、はなはだ疑わしい。
インターンの記述が面白かった。農場がキロ単位の大きさなのに( ゚Д゚)。
ギア低速でのろのろ集合場所にやってくるインターン。
私もやりそうだ。
投稿元:
レビューを見る
「生態系を再生し、栄養価の高い食べ物を作り出す」
筆者がこのコンセプトに至った経緯、それを元に既存のやり方を脱却する際の試行錯誤、その結果が描かれた本です。
単に理論が書かれているのではなく、実際に農業に生活がかかっている筆者の活動の軌跡が綴られており、プロジェクトXのようなドキュメンタリーを観た気分でした。私は門外漢なので、どれだけ筆者が記載していることを信頼できるのか判断がつきませんが、
▪️「耕す」という労働の代名詞にもなっているような行為が実は土壌にマイナスの影響を及ぼしていること
▪️「多様性」というキーワードが様々な仕組みを考える上で重要であること
▪️無数の生物から成る、目に見えない土壌の状態が全てのベースであること
これらの説明は非常に面白く、農業以外にも応用可能な考え方に思えました。
実際に筆者がやっている農業をやると、とてつもない試行錯誤が必要なのでしょうが、単純にすごい楽しそうで、いつか小規模で良いのでこういう農業をやってみたいなと思える内容でした。