「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
軍需優先で医療者や医薬品が不足。戦時下に形成された医療体制は、戦後どのように展開し、現代の日常とつながっているのか。人びとの膨大な証言・体験・記憶に基づき、非常時の暮らしを精緻に描く。【「TRC MARC」の商品解説】
軍需優先の戦時体制のもとで生じた医療者や医薬品の不足は、いかに銃後の傷病人を苦しめ、多くの命を奪うことになったのか。そして、戦時下に形成された医療体制は戦後どのような展開を遂げ、コロナ禍の現代とつながっているのか。戦時という不確かな時空を生きた人びとの膨大な証言・体験・記憶に基づき、非常時の暮らしを精緻に描き出す。日本医療社会史の第一人者による集大成の書。【商品解説】
目次
- 第一章 統制に翻弄される薬業界と消費者
- 第一節 人びとを買溜めに走らせた薬飢饉
- 一 薬局を潤す値上げとサルファ剤の発売
- 二 廃業を招いた薬不足と店員欠乏
- 第二節 見直される伝統医療
- 一 国保施行に反対する売薬協会の言い分
- 二 日本医学の確立を叫ぶ声
- 三 洋薬不足を補う伝統薬と業界再編
- 第三節 戦時統制下の製薬 戦後の医薬品貿易
- 一 原料不足で頭打ちとなった製薬
著者紹介
新村 拓
- 略歴
- 〈新村拓〉1946年静岡県生まれ。文学博士(早大)。北里大学名誉教授。著書に「健康の社会史」「国民皆保険の時代」など。
関連キーワード
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む