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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/08/04
- 出版社: 芙蓉書房出版
- サイズ:21cm/371p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8295-0841-1
紙の本
陸軍中野学校の光と影 インテリジェンス・スクール全史
著者 スティーブン・C.マルカード (著),秋塲 涼太 (訳)
巧みなプロパガンダ、謀略工作の実像…。元CIA情報分析官が帝国陸軍の情報機関、特務機関「陸軍中野学校」の誕生から戦後における“戦い”までをダイナミックに描く。末次一郎はじ...
陸軍中野学校の光と影 インテリジェンス・スクール全史
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商品説明
巧みなプロパガンダ、謀略工作の実像…。元CIA情報分析官が帝国陸軍の情報機関、特務機関「陸軍中野学校」の誕生から戦後における“戦い”までをダイナミックに描く。末次一郎はじめ、OBたちの戦後の動静も取り上げる。【「TRC MARC」の商品解説】
帝国陸軍の情報機関、特務機関「陸軍中野学校」の誕生から戦後における“戦い”までをまとめた書The Shadow Warriors of Nakano: A History of The Imperial Japanese Army’s Elite Intelligence Schoolの日本語訳版
1938年~1945年までの7年間、秘密戦の研究開発、整備、運用を行っていた陸軍中野学校の巧みなプロパガンダや「謀略工作」の実像を客観的、総合的な視点で描くとともに、OBたちの戦後の動静にも注目。とくに「最後の中野学校戦士」末次一郎氏の活躍を詳細に描いている。
❈戦時中の日本のインテリジェンス史を日米双方の視点から再検証
❈世界各地に散っていった中野出身者の工作行動とはどんなものだったのか
❈高度で洗練された情報機関を擁しながら、それを生かせなかったのはなぜか
❈中野学校の遺産(レガシー)とは何か【商品解説】
目次
- 序 説
- 1 中野学校計画
- 新時代に向けたインテリジェンスの強化/技術開発/中野学校計画/中野での訓練:背広と変装/暗い戦雲に包まれた卒業の時/猪俣少尉、北へ/木村少尉、南米へ/阿部少尉、インドへ/戦前の成果
- 2 大戦初期の勝利
- シンガポールへの道を歩むインド軍の壊乱/愛国心に満ち溢れた盗賊/疑惑の種/オランダ領東インド諸島の外交官と諜報員/パレンバンへの空挺降下/ラジオでの欺瞞作戦
- 3 ビルマ:人心掌握作戦の勝利、そして敗北
- ビルマ公路、閉鎖/転覆から侵攻へ/南機関の終幕
- 4 インド:転覆、侵略、そして撤退
- 岩畔機関の誕生/光機関/機会の浪費
- 5 フィリピン:マニラでの諜報活動、ジャングルのコマンドー
著者紹介
スティーブン・C.マルカード
- 略歴
- 〈スティーブン・C.マルカード〉コロンビア大学国際公共政策大学院国際関係修士課程修了。元CIA情報分析官。公開情報、東アジア情勢の専門家。翻訳家。
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紙の本
現代にまで続く情報戦争
2022/11/03 06:54
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
本来であれば祖国・国民のために活動する組織が、軍部の権威を守るために方向転換していった経緯が良くわかります。戦後のGHQとの繋がり、さらには冷戦下でのCIAとの関係性についても疑惑が深まりますね。