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日本文学盛衰史(講談社文庫)

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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.6
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/660p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-274781-2

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日本文学盛衰史 (講談社文庫)

著者 高橋 源一郎 (著)

日本文学盛衰史 (講談社文庫)

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みんなのレビュー27件

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評価内訳

紙の本

作家大爆発。

2004/06/28 14:12

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ソネアキラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本作は、日本近代文学の揺籃期を描いた小説。だけど、そこはポップ文学の第一人者である作者だけに、いままで国語の授業や日本文学の講義で習ったものとはひと味もふた味も違っている。たとえば、いま、ぼくたちがこうして書いている文章は言文一致体というが、その創始者といわれる二葉亭四迷や山田美妙の苦悩をつまびらかに再現している。

日本語でロックは表現できるか。それで大激論となった日本のロックの黎明期と似てなくもない。

新しい日本文学を樹立しようと意気込む作家たち。ドストエフスキーなど当時の世界の最先端文学を翻訳しながら、どのように自作に採り入れようかと躍起になる作家もいれば、オリジナリティの創作に励む作家もいる。

国木田独歩や田山花袋らに代表される自然主義文学はオールドファッションだと当時勃興しつつある危険とみなされた社会主義思想に強い共感を抱いていた石川啄木。石川が校正係をしていた朝日新聞社に出入りしていた夏目漱石との交流。森鴎外、島崎藤村などキラ星のごとく輝く明治時代の文豪たちが本作の中では、いきいきと動き回っている。

樋口一葉が登場してくるシーンは、王道をいく青春小説仕立てになっていて、−村上春樹のパスティーシュの如し−ふだんはひねくれた文学ファンならずとも、そのまぶしい青春ぶりをテレることなく賛辞してしまうはず。

伝言ボックスを愛用して、渋谷が大好き、アルバイトでブルセラショップの店長をしているな石川啄木やアダルトビデオ監督に挑戦する田山花袋など、作者は、ケータイ、Web、ルーズソックスの女子高校生など現代のトレンドを巧みに織りまぜながら、ポップにユーモラスに展開している。ある詩人のサイトの掲示板の書き込みあたりが実にうまくて笑える。違和感があるかというとなぜかそれがまったくといっていいくらいない。なぜならば古色蒼然たる世界ではなく、アップ・トゥ・デートな世界をとらえようとしているからだ。


坪内祐三あたりがしきりに明治時代の文学をプッシュしているのは、この時代の多士済々な作家たちや作品、いずれもが爆発的なエネルギーにあふれているからなのだろう。さしずめ明治時代は、かつていろんな生物がいちどきに大量発生したカンブリア期のようなものだ。

メタフィクション、メタメタフィクションと、もうメタメタ…。

日本文学史としても読めるし、ある意味、私小説的部分(作者のご母堂のことやラストに出て来る実子に対しての思いは、まるっきし無頼派作家のよう)もあるしと、かなり味わい深い、読み応えのある、とびきりの小説である。


ブログ「うたかたの日々」

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2004/10/16 13:57

投稿元:ブクログ

ネット恋愛にはまる横瀬夜雨。黒いミニのスリップから、ピンヒールをはいた形のいい脚をのぞかせタバコをふかす樋口一葉。現代文化を背景にすることで、文豪たちの人物像がより身近になる。理想の文学を追い求めた、彼らの時代は確かに在ったのだ。そして現在、「僕らの時代」もここに在る! 

2013/10/27 17:36

投稿元:ブクログ

現代(平成初期)と明治が交錯する一連の小説とも随筆とも評論ともつかぬ中・短編集。ここのところ石川啄木関連の本をよく読んでいたら Amazon さんからおススメされたので読んでみた。

「性欲を描かずして内面の暴露とは片腹痛い」とばかりに、花袋の自然主義を批判して、明治文壇の限界を描いた『我々はどこから来たのか、そして、どこへ行くのか』と、『こころ』に描かれる K の正体を鋭く考察した『WHO IS K?』が秀作。二葉亭の死に始まり、文豪の訃報に終わる構成も良い。

2005/04/24 18:47

投稿元:ブクログ

第13回伊藤整文学賞受賞作。

明治の近代文學、ひいては現在われわれが使つてゐる日本語の黎明期をパロディで綴つてゐる。
下手な文學史の書物を讀むよりも本書を讀んだはうが、近代文學への興味を喚起することが出來るだらう。
さういふ意味で、中學校の國語教科書にでも掲載して貰ひたいものである。

2004年7月18日讀了

2006/02/14 02:45

投稿元:ブクログ

思いっきりまとも、かと思いきやごく自然に妙なことが出てくる。「え、あれ?あれれ?」みたいな。うまく言えませんが。「あ・だ・る・と」のピンの名前がどうしてピンなのかこっちを読んで初めてわかったというどうでもいいような感動(?)があった

2007/03/28 21:50

投稿元:ブクログ

☆10個付けてもいいと思う。
明治の文学者達の小説でありながら作者自身が倒れた話(何故か胃カメラの写真付き)、テレクラに嵌りブルセラショップ店長になる石川啄木、チャットで話題になる斉藤緑雨、AVを撮る田山花袋、バブリーな北村透谷や島村藤村に樋口一葉、作者と育児談義を交わす森鴎外、「こころ」のKは誰だったのかなど縦横無尽で前代未聞の内容である。
しかしその根底には、二葉亭四迷や山田美妙らによって作られた「言文一致」を使って文学を生み出そう、生み出せるのか、いやもしかしたらそもそも文学など不可能ではないのかと苦しむ文学者達の群像が描かれている。「読み手」としては楽しめたが、素人ながら「書き手」である「私」はかなりゾッとさせられた。

2007/09/29 21:47

投稿元:ブクログ

文学史・・・詳しくない・・・
大学のゼミの先生が出演していてその部分は少し笑った。そんな感じで、知っていたらもっと楽しく読める部分もあったのだろうと、惜しく思った。いいものを見たときはいつもそうだけど、その制作姿勢に自分の甘さを痛感。

2007/10/01 01:35

投稿元:ブクログ

最近はまっている高橋源一郎。
そんな彼の代表作と言っても過言ではない2002年伊藤整文学賞受賞作。

全編日本文学に対するパロディ。超パロディ。
高橋源一郎にしか出来ない芸当。

なぜか森鴎外に「たまごっち」をねだる夏目漱石。

伝言ダイヤルにはまり、ブルセラの店長になってしまう石川啄木。

啄木が超貧乏だったのは、女子高生と援助交際しすぎだからって設定になってたり。

私小説の極みに自著『蒲団』をAV映画として監督してしまう田山花袋。



花袋はカメラマンにこう言われる。

カメラマン「でも先生は『露骨なる描写』をやりたいとおっしゃった。先生がほんとにやりたかったのは『露骨なる描写』ですか、それとも文学ですか」

花袋「だから『露骨なる描写』に基づいた文学だよ」

カメラマン「ということは、文学で『露骨なる描写』が出来るとお考えなのですか。」


こんな風にAV監督とカメラマンが語り合う。
なんてシニカル。


さらに、島崎藤村と田山花袋の会話。

花袋「島崎」

藤村「なんだ」

花袋「ちょっと聞いていいか」

藤村「いいよ」

花袋「おまえ、オナニーするよな」

藤村「ええっ?」

花袋「オナニーだよ。オナニー」

藤村「なんだよ藪から棒に。僕は妻帯者だよ。」

花袋「妻帯者がなんだよ。妻帯者だろうと独身だろうと、ふつうオナニーぐらいするだろ。まさか、もうしなくなったなんていわんよな」

藤村「まあ、たまには……」

花袋「じゃあ、オカズはなにを使う?」

藤村「オカズって……」

(中略)

花袋「なんだよ。なに、もじもじしてるんだよ。自然主義の神様が、オナニーの話ぐらいでおたおたするなっていうの。」



なにこの会話。
電車で読んでて笑いそうになった。


パロディばっかりかと思ったら、夏目漱石の『こころ』の登場人物「K」の謎に迫る「Who is K?」に唸らされたりする。

これは立派な論文。


全編40以上の章にわかれ、600ページ以上の対策だが、明治以降の日本の文学史や思想をある程度知っていないと、全て楽しむことは困難。
何が元ネタでどこがパロディなのか分からない。

そんな高橋源一郎はやはり天才だと思う。

2016/09/23 03:41

投稿元:ブクログ

明治文学の熱量が散りばめられている。
啄木、漱石、四迷、藤村、鴎外、紅葉…それぞれのキャラクターが虚実原著過去現在織り交ぜて書かれていて引き込まれる。
あと、「こころ」をめぐる考察は鳥肌もの。

2010/01/11 15:47

投稿元:ブクログ

第13回伊藤整文学賞を受賞した力作。
二葉亭四迷の死に始まり、現実か空想かよく分からない、明治時代の文豪たちの物語が描かれる。
この物語は、「原宿の大患」を境にして、前編と後編に分けられるだろう。
前編では、「日本文学」を成立させるための文豪たちの苦悩が描かれる。
後編では、作者である高橋源一郎の視点が入ったように感じられる。
全編を通して、「日本文学」が作られていく様を見ることが出来る。
高橋源一郎は、文学について考える機会とヒントを与えてくれる素晴らしい作家だ。

2012/01/01 00:39

投稿元:ブクログ

「小説とは」、「文学とは」ということを明治の文豪達とともに高橋さん共々読者も考える作品。作家たちが時代の条件の中で、何を感じ、行動したのか、資料と高橋さんの想像を交えながら描かれる。斬新な手法に最初はびっくりだったが、現代に置き換えることで、当時の彼らの立ち位置がよりわかりやすく理解できたように思う。大逆事件に対するそれぞれの反応、「こころ」のKを啄木とする説は特に興味を惹かれた。

2010/02/09 22:54

投稿元:ブクログ

近代文学者たちがたーっくさんでてくる小説。終始爆笑。そしてしみじみ。読んでいる間、とにかく楽しい。ただ、近代文学史をよく知っている人ほど楽しいと思うので(逆に言うと、詳しくない人が読んでもあまり面白くないかもしれない)、ふつうの小説としてはあまり周囲にホイホイ勧めない。ある程度勉強して読むのをお勧めします。

2014/11/01 18:31

投稿元:ブクログ

[ 内容 ]
「何をどう書けばいいのか?」
近代日本文学の黎明期、使える文体や描くべきテーマを求めて苦悩する作家たち。
そして…漱石は鴎外に「たまごっち」をねだり、啄木は伝言ダイヤルにはまり、花袋はアダルトビデオの監督になる!?
近代文学史上のスーパースターが総登場する超絶長編小説。
伊藤整文学賞受賞作。

[ 目次 ]


[ 問題提起 ]


[ 結論 ]


[ コメント ]


[ 読了した日 ]

2011/01/31 10:20

投稿元:ブクログ

「日本近代文学史」のテクストは数多くあるが、本書は従来の「文学史」とは全く異なる視点、記述法で日本の近代文学作品を紹介する。漱石、鷗外といった「日本を代表する作家」たちに寄り添いつつ突き放すという風合いの小説的記述は、現代の私たちにとって「文学作品」とは何か?ということを改めて問いかけてくる。(2010:清水均先生推薦)

2010/08/23 20:52

投稿元:ブクログ

 文壇なんてのは偉そうなふりをしちゃいるが、どーしょーもなく俗っぽい一面もまた併せ持っている。西洋で生まれた文学を日本に移し替えようと悪戦苦闘する明治初期の「文学者」達や漱石を筆頭とする明治の文豪達を、現代の性風俗と明治が混じり合う不思議な世界観で映し出すことで、普通じゃ堅苦しくてつまらない「文学史」が実に面白いものに仕上がった。田山花袋がAV監督になり、石川啄木が援助交際にはまり込む。しまいにゃ最後はブルセラ店の店長で副業とは大爆笑間違いなし。

 かといって著者は別に悪意を持ってちゃかしているわけではなく、むしろ若き日には文学青年だった著者の言文一致運動をはじめとする日本近代文学のパイオニア達への尊敬の念は痛いほど感じられるし、かれらの苦悩も一部の悪ふざけが嘘のような深刻さを伴って描かれる。さらには漱石などへはユニークながら鋭い文学批評を試みていたりもしているのだ。なのでまったく不快感はないし、むしろ一度でもじゅんぶんがくに嵌っていた人をターゲットとしたならば、これ以上の確信犯的娯楽小説はないだろう。