サイト内検索

詳細検索

送料無料(~12/31)

[CPあり]2016年年間ランキング【ランキングTOP】(~12/14)

  1. hontoトップ
  2. 本の通販ストア
  3. 小説・文学
  4. アヴィニョン五重奏 5 クインクス

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

電子書籍化お知らせメールサンプル

アヴィニョン五重奏 5 クインクス
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.4 3件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×

新刊お知らせメール登録

この著者の新着情報

一覧を見る

  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/11/17
  • 出版社: 河出書房新社
  • サイズ:20cm/226p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-309-62315-3
  • 国内送料無料

紙の本

アヴィニョン五重奏 5 クインクス

著者 ロレンス・ダレル (著),藤井 光 (訳)

名著『アレクサンドリア四重奏』につづく壮大な物語の迷宮、ついに最終章へ!戦争の歳月を生き延び、とてつもない疲労感を携えて宿命の地アヴィニョンを再訪する人びとを待つものは。...

もっと見る

アヴィニョン五重奏 5 クインクス

2,808(税込)

ポイント :26pt

紙の本をカートに入れる

電子書籍化お知らせメール

電子書籍化お知らせメールサンプル

電子書籍化お知らせメールヘルプ

メールを登録する

本の通販ストア全商品対象!1,000円以上のご注文で、3%OFFクーポンプレゼント

こちらは「本の通販ストア全商品対象!1,000円以上のご注文で、3%OFFクーポンプレゼント」の対象商品です。
※キャンペーンの適用にはエントリーが必要です。

キャンペーン期間:2016年12月2日(金)~2016年12月8日(木)23:59

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

名著『アレクサンドリア四重奏』につづく壮大な物語の迷宮、ついに最終章へ!戦争の歳月を生き延び、とてつもない疲労感を携えて宿命の地アヴィニョンを再訪する人びとを待つものは。そして、ポン・デュ・ガールの地下迷宮の奥深く、岩にはめこまれたオークの扉の先にある5つの洞穴に眠る財宝の行方は―多くの謎が真実の姿を現す圧巻の完結編。【「BOOK」データベースの商品解説】

「ユリシーズ」に始まるモダニズム文学最後の超大作。名著「アレクサンドリア四重奏」につづく壮大な物語の迷宮。5は、多くの謎が真実の姿を現す圧巻の完結編「クインクス」を収録。【「TRC MARC」の商品解説】

目次

  • このたび、縫わずにできるロゼットの作り方を??新たに考案しました?、コクボマイカです。
  • ?
  • 初めてロゼットを作る方や、ものづくりが好きだけど不器用だという方、縫い物が苦手な方でもチャレンジしていただだけるよう、内容を練って、たくさんの工夫を入れました。
  • 型紙に合わせて作っていけば、どなたでもきれいに仕上?げることができます。?
  • ?
  • ?本書には、?私が今まで都内で開催してきたロゼットのワークショップの内容に加え、2種類のカットプリーツや、三角や四角などの新たな形も加えています。みなさんに人気の、ピアス、イヤリング、ヘアゴム、ネックレス、バレッタなどのアクセサリーへのアレンジや、縫わないからこそできる、繊細なレース素材やビニール素材などを使用したものも、本書では新たに?ご紹介しています。きれいなプリーツができれば、いろいろなものに応用できます。
  • ひとりでも多くの方に、ロゼットづくりを楽しんでいただけたら嬉しいです。
  • ご自身の「好き!」を取り入れて、あなたらしい作品を作ってください。

著者紹介

ロレンス・ダレル

略歴
〈ロレンス・ダレル〉1912〜90年。インド生まれ。イギリス系植民者の息子として生まれる。外交官生活などを経て、小説「黒い本」にて作家としての地位を確立。「にがいレモン」でダフ・クーパー賞を受賞する。

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー3件

みんなの評価3.4

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

時代と呼応しあうかのような死と狂気に溢れた小説世界

2014/12/15 13:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:abraxas - この投稿者のレビュー一覧を見る

五篇の小説が骰子の五の目のように組み合わさって作られた組曲のような小説、登場人物もちがえば、時系列もバラバラながら、鏡に映したように似た組み合わせのカップルも、ほとんど同名でいて異名の人物もいる。小説家が自分の創り出した人物と対話し続ける自己言及的なメタ小説。実験小説のようでいて、ロマネスクな香気を漂わせる独特の作品世界。最後のモダニズム作家ロレンス・ダレル作『アビニョン五重奏』の完結編。

読者を幻惑させるかのように、グノーシスの秘儀やテンプル騎士団の財宝といったミステリアスな意匠を用意し、人物間の対話を通じてフロイトの精神分析やユダヤ人、ジプシー(ロマ)の受難、禅やヴェーダーンタ哲学その他、二十世紀が抱える様々なイデオロギーを繰り出してみせたところに、現代小説作家の問題意識が色濃く反映されている。しかし、最終巻までたどり着いてみれば、何のことはない。恋多き女コンスタンスとブランフォードの、縺れに縺れた恋の顛末が通奏低音として全篇に響いていたことが分かる。

コンスタンスのヨガ・マッサージで脊椎が恢復したブランフォードは、テュ・デュックの別荘で暮らし始める。水浴中に痙攣を起こしたコンスタンスを救おうと背中の傷みを推してブランフォードは水に飛び込む。コンスタンスを救えたことで自信を回復したブランフォードは心身ともにコンスタンスと結ばれ、完璧な恋愛の成就がもたらす幸福感が全篇を染め上げる。

最終巻だから、それまでに引かれた伏線は意図を明らかにし、秘密は暴かれなくてはならない。英独二重スパイのスミルゲルが明かすリヴィアの死の真相、テンプル騎士団の財宝の在り処、と暴かれる秘密は少なくない。ただ、これまでのような凝りに凝った細工は影をひそめ、ゲイレン卿も王子もいつものように乱痴気騒ぎを起こさないのが少し残念。

ジプシー一族の「母」と呼ばれる長の占いが一行の未来を予言するところや、馬車や荷車の群れがヨーロッパ中からアヴィニョンに蝟集する姿に一抹の不穏な空気を残すが、森のあちこちに店を出したジプシーの屋台、電飾されたポン・デュ・ガールに揚がる花火が祝祭的な一夜を盛り上げる。ダレルは、一篇に一つ、必ず絵になる場面を書き入れないではおかない。サント・マリー・ド・ラ・メールの聖女サラの祝祭と、このページェントが今回の目玉だ。

五篇の小説がそれぞれ異なる主題を奏しながら、やがて世にも稀な五重奏曲として成立する、そんな小説も、いよいよ最後。どうなることかと勢い込んで読み始めたが、冒頭、アヴィニョンに向かう列車の窓からブランフォードは小説のためのメモをすべて捨てる。新たな人生の始まりを意識しての行動だった。創作メモを駆使して作りこむような小説の忌避とも読める。それを証明するように作為的な部分がすっかり消え、サトクリフとブランフォードの思弁的な対話が戯曲のように長々と続く「クインクス」は、これ一篇では独立した作品として読むのは難しい。

連作小説の完結編としては、ブランフォードとコンスタンスが紆余曲折の果てに結ばれることに尽きる。互いにはじめて会ったときから惹かれあいながら、二人の間には邪魔が入り、その都度、別の愛が生まれては破局を迎える。完結に至るまでに何人の男女が傷つき、死んでいったことか。そういう意味では時代と呼応しあうような死と狂気に溢れた小説世界であった。いまや、すべての死者は静かに瞑目し、二人の新たな門出を祝うかのようだ。しかし、やがて、ブランフォードは小説を書くためにコンスタンスのもとを離れ、一人去ってゆくだろう。それは、既に読者の知るとおり。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2014/12/15 12:00

投稿元:ブクログ

五篇の小説が骰子の五の目のように組み合わさって作られた組曲のような小説、登場人物もちがえば、時系列もバラバラでいながら、鏡に映したように似ている組み合わせのカップルもいる。ほとんど同じ名なのに、少しだけちがう人物もいる。まだ小説を書いていない小説家が自分の創り出した人物と延々と対話し続ける自己言及的なメタ小説。実験的な小説のようでいて、ロマネスクな香気を漂わせる、独特の作品世界。モダニズムを代表する最後の作家、ロレンス・ダレルの最後の小説『アビニョン五重奏』の完結編である。

読者を幻惑させるかのように、グノーシスの秘儀やテンプル騎士団の財宝といったミステリアスな意匠を用意し、ブランフォードとサトクリフ、アッファドとコンスタンス、その他の人物の対話を通じてフロイトの精神分析やユダヤ人、ジプシー(ロマ)の受難、禅やヴェーダーンタ哲学その他、二十世紀が抱える様々なイデオロギーを繰り出してみせたところに、現代小説作家の問題意識が色濃く反映されている。しかし、最終巻までたどり着いてみれば、何のことはない。恋多き女コンスタンスと物語の語り手であるブランフォードの、縺れに縺れた恋の顛末が通奏低音として全篇に響いていたことが分かる。

コンスタンスのヨガ・マッサージで奇跡的な恢復を遂げたブランフォードは、コンスタンスと二人テュ・デュックの別荘で暮らし始める。水浴中のコンスタンスが痙攣に襲われて溺れかけたことがそれまでは介護される立場だったブランフォードを一気に覚醒させる。背中の傷みをものともせずコンスタンスを救うために水に飛び込み、コンスタンスを抱いて泳ぎきったのだ。自信を回復したブランフォードは心身ともにコンスタンスと結ばれ、完璧な恋愛の成就がもたらす幸福感が全篇を染め上げる。

最終巻であるから、それまでに引かれた伏線は、その意図を明らかにし、隠されていた秘密は暴かれなくてはならない。英独二重スパイのスミルゲルが明かすリヴィアの死の真相、テンプル騎士団の財宝の在り処、と暴かれる秘密は少なくない。ただ、これまでの鬼面人を驚かすような凝りに凝った細工は影をひそめ、道化役のゲイレン卿も年老い、王妃の容態が思わしくない王子も、いつものように乱痴気騒ぎを起こさないのが少し残念。

サヴィーヌの再登場で一族の「母」と呼ばれる長の占いが一行の未来を予言するところや、馬車や荷車に家財道具を詰め込んだジプシーの群れがヨーロッパ中からアヴィニョンに蝟集する姿に一抹の不穏な空気を残すが、森のあちこちに店を出したジプシーの屋台、電飾されたポン・デュ・ガールに揚がる花火が祝祭的な一夜を盛り上げる。紀行作家としても知られるダレルは、一篇に最低一つ、必ず絵になる場面を書き入れないではおかない。サント・マリー・ド・ラ・メールの聖女サラの祝祭と、このページェントが今回の目玉だ。

五篇の小説がそれぞれ異なる主題を奏しながら、やがて世にも稀な五重奏曲として成立する、そんな小説を意図して書かれた『アヴィニョン五重奏』も、いよいよこれで最後。どうなることかと勢い込んで読み始めたのだったが、冒頭、アヴィニョンに向かう列車の窓からブランフォードは小説のためのメモをすべて捨てる。新たな人生の始まりを意識しての行動だった。創作メモを駆使して作りこむような小説の忌避とも読める。それを証明するように作為的な部分がすっかり消え、いつになく真剣なサトクリフとブランフォードの思弁的な対話が戯曲のように長々と続く「クインクス」は、これ一篇では独立した作品として読むのは難しい。

連作小説の完結編としてなら、ブランフォードとコンスタンスが紆余曲折の果てに結ばれることに尽きる。互いにはじめて会ったときから惹かれあいながら、二人の間には邪魔が入り、その都度、別の愛が生まれては破局を迎える。完結に至るまでに何人の男女が傷つき、死んでいったことか。そういう意味では時代と呼応しあうような死と狂気に溢れた小説世界であった。いまや、すべての死者は静かに瞑目し、二人の新たな門出を祝うかのようだ。しかし、やがて、ブランフォードは小説を書くために、まるでリルケイアンのごとくコンスタンスのもとを離れ、一人去ってゆくだろう。それは、既に読者の知るとおり。

2014/11/19 13:06

投稿元:ブクログ

これまでの登場人物が宿命の町アヴィニョンで一堂に会す。戦争の混乱を生き延びた彼らのその後は、そしてテンプル騎士団の財宝の行方は? 過去4巻からのエコーが鳴り響く圧巻の最終章。

英米 ランキング

英米のランキングをご紹介します一覧を見る

前へ戻る

次に進む