紙の本
なんだか癖になりそう
2022/07/18 17:32
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
この著者にサイコっぽい メンヘラの女性を描かせたら天下一品だと思う。この作品もその著者の特徴を存分に発揮させた作品集である。特に冒頭の「無敵」の突き抜けた感じには、感銘を通り越して恐怖さえ覚えた。決して読後感のいい作家ではないが、なんだか癖になりそうである。
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いつも独特の味のマンガ。。。
2021/01/06 04:48
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投稿者:Masetto - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつもおもしろいマンガ家さんだと思う。 今回は何か怖い女子高生が出てくる。 ちょっとサイコだね。
ちょっと難しいというかシリアスだというか。。。こういうのはおもしろいけどもう一回読みたいとは思わないかも。
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投稿者:R - この投稿者のレビュー一覧を見る
「無敵」の女の子のイっちゃってる目の描き方が本当に怖くてヤマシタ先生はすごいわー、怖いわー、と思いました。
「きみはスター」は、読んでいると「わかる」と思うのですがでも実際には経験したこともないし自分では思いつかない話で、そういうところがすごいと思います。
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ニートにスペ・イン
2016/12/24 21:04
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投稿者:はいね - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょうど「サイレーン」を超面白いなと観ていたので、こ~人の心を操る人ってイルヨネ~とシンクロして怖かった!
「きみはスター」は3人とも優秀で鬱屈したモヤモヤを隠し持っているね。
なんだか切ない
。「不呪姫と檻の塔」面白かった!魔法使いのお話違う本でも読んだけど設定が面白いなぁ。ニートにスペ・インとか!
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好き嫌いが分かれそう
2020/08/29 23:01
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投稿者:装備カード 塩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんかなんとも言えない嫌な気分になった。そうなるように狙って描いている感じも見受けられるので作者の思う壺なんだろうが、なんというか....
好き嫌いは結構別れるんじゃないかと思います。結局なにがいいたいのか、という感じもあり....試し読みして自分の好きそうな雰囲気なのか確かめてから買えばよかった。青年漫画誌で描いてたマンガから作者を知ったため、失敗した。
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例の事件を彷彿とさせる表題作。
まさか事件に合わせて描かれたとは思えないけど時期的にリンクっぷりが凄い。
むしろこの表題作を長編にして欲しかった。
図らずしてかなんなのか、相変わらず氏の作品にはジェンダーやマイノリティにまつわる話が多い
しかしどれも好きでした。
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モーサムスティングとひばりの朝とかが好きな人は好きだと思うなー。
私はどっちかというと苦手。
最初の無敵はほんと最初から最後まで異様な雰囲気で読み進めるうちに気持ち悪さが増してくる話。
それがいいです。
ぞくぞくする怖さ!
きみはスターはもうね、一見完璧な人たちの歪んだ形の恋愛。
一番歪んでるのたぶん小高さん。
怖いもん、あの笑顔。
不呪姫と檻の塔は現代SF。
SFなんだけど、なにこの初恋全開の男の子は!
かわいい!!
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1つ目と2つ目が好きでした。
1つ目
ひたすらホラー
何かホラー映画みたいな。内容というよりその再現?
とりあえず顔がコワイヨ
2つ目
3人ともかーわいーなー
お互いそれぞれが星に見える。まあ自分の輝きなんて見えないし、関係ないものだもんね。
3つ目
ちょっとノリについていけんかった
何というか、もっと短くまとめて欲しかった…です。
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今回も、ヤマシタ先生に一本背負いでコンクリに叩き付けられ、激痛で動けないトコに顔面へ拳をブチこまれ、無様に失神した
ホント、ヤマシタ先生と互角に殴り合って、TKOを勝ち取れるのは星の数ほどいる漫画家の中でも阿部共実先生か、ふみふみこ先生くらいじゃなかろうか
気持ち悪い、を通り越して、おぞましい、そう思ってしまう漫画もまた珍しい
シンプルな帯に書かれてある通り、私の心は潰された、一思いにグシャリと、じゃなく、わざと時間をかけられてミチッミチッと
肌を粟立たせながら、吐き気を堪えながら読み続け、閉じて一服した後、しみじみと思ったのは、男の女に対する、好意でも嫉妬でもない、醜悪だが確かに芽生える、自分を傷つける感情を、男の読み手を悶え苦しませるほど鮮やかに描いた『きみはスター』、ファンタジーな設定を基盤にし、青臭いけどピュアな恋愛を匂わせつつ、青春独特のありきたりな葛藤を濃厚に書き、好ましい意味で気の抜けるラストに着地した『不呪姫(のろわれずひめ)と檻の塔』は、ハッキリ言って『無敵』に喰われてしまっている
どちらも、他の作品集に収録されていれば、確実にトップに挙げていた、そう確信させるだけの高品質
けど、『無敵』とは格が違い過ぎた
今まで読んできたヤマシタ先生の作品の中で、最も寒気が走った
理屈じゃないおぞましさがある。そう感じる理由を無理矢理に付けるなら、リアリティがあるからだろうか? 幼稚な思考で、人に出来ない、やっちゃいけない事を簡単にやったj分を凄い、と勘違いする、どこにでもいる最低な人間を、ヤマシタ先生のなまじ美麗な画で描かれ、動かされると、「うわっ」って飛び退きたくなる
由里本美鳥に対する悪印象、やや強引な例になってしまうが、皆さん、苦手な生き物、蛇やミミズ、蜘蛛、蛙、そんで、Gと個人で違うと思うけど、それを前にした時、全身を硬直させる強烈な嫌悪感に近しい
何で、こんな憧れない純粋悪のキャラを生み出せるのだろう? 偏見とか何もない上での発言だが、女性だから?
読み終わった後、表紙を飾っている彼女の瞳の中で光っているそれが怪物に見えてきてしまう
毎度、読んでクタクタ、感想を書いてヘトヘトになるけど、きっと、次回作も懲りずに読んじゃうんだと思う。私も含め、ヤマシタ先生の作品のファンは自分が中毒に陥っている自覚がちゃんとある、と思う
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無敵:映画のようだった。短いミニシアター系のミステリー。個人的には「なあにそれやだわ」のシーンが一番怖かった。
きみはスター:落ちないからスター。でもスターしか好きになれない。全部わかってる公子が、公子だからスターなんだな。どこかがどうか欠けていても成り立たないのな。
スペル:かわいすぎ泣いた
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「無敵」は演劇をみているよう。取調室から過去を回想していく。少しひばりに似ているがもっと闇が深い。このネタでもっと長くかいてほしかった。
「君はスター」はタイトルの意味が深い。
「不呪姫と檻の塔」の設定は魅了だけど、ちょっと消化不良。大臣のバックボーンとか深堀不足?
この3作まとめてのタイトルがすてきだー。
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「無敵」がまず間違いなくメインで、あと2作で読後感が上がっていく構成はいいんだけど、うーん、なんかこう、不気味さが足りないっていうか、一方通行さが足りないっていうか。
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もっとこういうサブカル的哲学的ななにかを、ファンタスティックに得体の知れぬ言葉にできぬ感情、思想を
こじれさせてほしい。
ざっくり、ミステリ映画みたいな作風。
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BLは含まれていません。ヤマシタトモコさんらしい作品集。一作目の「無敵」のインパクトは流石です。この肺のあたりに引っかかる気味の悪さがたまらない。それでいてとんでもない透明感。個人的には二作目「きみはスター」が一番好み。切ない中に狡さとか汚さ、綺麗さが含まれていてとても胸にぐっときました。三作目「不呪の姫と檻の塔」は作者らしさがよく出て、しかも口当たりのいいファンタジー。後味良し、です。超おススメ。
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どうしてもヤマシタトモコは昔の方がよく練られていておもしろかったなと思ってしまう。
いまはとにかく自分が好きなものを雰囲気で描いている印象。
なので、作品としていいとか悪いとかじゃなく、自分と趣味が合うか合わないかってだけなんだろう。
「無敵」は、個人的には気持ち悪くするならもっともっと気持ち悪くしてほしい。
現実で起きたこういう事件や犯人のほうがずっと気持ち悪い。なぜならそれが現実だから。自分と同じはずの人間がそんな気味の悪い恐ろしいことをしているという怖さがあるから。
これは演出がフィクションっぽすぎるせいで気持ち悪さや怖さが失われているような気がする。
もっと刑事さんの目線に寄り添えるような書かれ方だったらもっともっと不気味で怖かったかも。
きみはスターはけっこう好きだった。
描写が丁寧で好きです。モノローグを吟味する楽しさがある作品。
「自分に無関心だから好き」というのは、決して成り立つことがなくて、それを公子ちゃんがわかっているところもいい。星は落ちてこないから星なのだ、っていうモノローグの通り。お互い落ちてきたらだめなんだな。
それから、「人の役に立ちたい」と言ってた女の子が「カイくんみたいな才能のある人に好かれてた…今は本人も才能にあふれてるそんな人のそばにいられるんだもの」とか言っちゃうのもすごく良い。
それとエルファバは確かに公子ちゃんだな。
3作目は設定設定また設定、って感じで、まあ特にどの人も魅力的ではないし、そんな人が何を思っていても、ふーんって感じだった。
こういう設定を思いついたんだな、って感じだった。