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投稿者:みな - この投稿者のレビュー一覧を見る
池上彰さんが仏教について書かれていますが、本書の特徴はなんといってもあのダライ・ラマとの会談に尽きると思います。
紙の本
仏教をもっと知りたい
2015/10/12 09:22
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投稿者:もみじこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
チベット仏教に触れることが重なり、スリランカ料理の店の本棚にこの本があったので帰り道本屋へ寄って手に入れました。
仏教の考え方が今の私にしっくりくる。もっと知りたい。できることなら平易な形で。
紙の本
仏教の敷居が低くなります
2016/01/05 22:00
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投稿者:りんご - この投稿者のレビュー一覧を見る
一般的な日本人の仏教入門としておすすめの一冊。知っているようで知らない仏教。仏教の基礎、日本仏教の歴史など、わかりやすい解説で頭にすっと入ってきます。
紙の本
読書後の感想
2015/09/30 12:29
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投稿者:デビルマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前著者の本で、イスラム教をはじめとする世界の宗教についての本を読み非常に参考になった。
そんな時NHK(TV)でブッダについて放送していたのだが、今の日本の仏教とは大分異なることを知り、そしてこの本を手に取った。
内容は自分の知りたかった仏教の基本から、今まで自分で反感を持っていた日本の仏教について、さらにはブッダの教えの例としてダライ・ラマ法王との対談なども交えており非常~に面白く、参考になった。
今後自分としても、人や国、時代に曲げられていないブッダの教えについて学んで行きたい。
紙の本
分かりやすいけど浅い
2017/04/23 11:38
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投稿者:RASCAL - この投稿者のレビュー一覧を見る
宗教というものは、本来は、よりよく生きるためのもの、精神生活を豊かにするためのもので、日本の仏教も本来はそうであったはず。それが単に葬送の儀式のためのものに成り下がっているのが現実。日本人が無宗教と言われてしまうのは、宗教法人として優遇されながらもその役割を果たしていないお寺に問題があるのではないか。仏教の本質を池上流に非常にわかりやすく解説してくれている良著、でもわかりやすい分、中身も薄い。
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初心者向け。さすがは池上彰、仏教を知る上でとてもわかりやすかった。信仰とまではいかなくても、仏教の教えは日々を生きていくための身近で、大切な考え方。意識してみようと思った。
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日本人の多くは仏教徒だけれど、普段の生活をおくっているとそれを感じることはほとんどない。せいぜい葬式のときくらい。そのときに自分は「◯◯宗だったのか」と気づく。
しかし、仏教とはブッダが「なぜ人はこんなに苦しまなければならないのか」を考えて考えて、苦しみぬいて悟った唯一無二の教え。
この本はそんな教えを池上さんが「どうやって日本に伝わったのか」「日本国内で仏教はどのように変化していったのか」また、ダライ・ラマ法王やチベットの高僧リンポチェとした対談から「日本人が忘れてしまっている仏教のあり方」を示している。
カネやモノにとらわれすぎている僕は、少し立ち止まって、ブッダの教えに耳を傾けることが必要なんじゃないか、と深く自省する。
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仏教を大事にしたいと思わせてくれるわかりやすく解説してくれる1冊。
自分勝手にならず、他己のこころを大事に生きていかなくてはいけません。
自分の菩提寺は浄土宗。今度増上寺にも行ってみたいと思います。
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さすがというか、池上さんは説得力あり。
仏教は、かなり身近なものと思うけど、何も知らなかったようです。
もう一度読んでみよう。
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池上さんの番組を見ているような感覚で、あっという間に読了。分かりやすく仏教について学ぶ事ができた。ダライ・ラマの言葉は、すっと自分の中に落ちてきた。仏教について、取りかかるキッカケになる本。
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仏教の興りから広がり、基礎的な教えなどが、とってもわかりやすく書かれています。そして読みやすい!流れるように読めます。さすが池上さんです。ちょっと気になる部分はありますが、仏教基礎講座としては最適です。池上さんも本書の内容くらいは知っておいて欲しいと書いていました。
後半はチベット仏教についてです。日本とチベットは同じ仏教!?国なのに、国民の生きる心持ちが全く違います。それはなぜか?その理由の一つに、かなり偏見的ですが、仏教が伝わる道程で、儒教圏を経由しているか否かがあると思います。そして日本国内事情も相まって、現在の葬式仏教国ができあがってしまいました。既存文化との親和性もありますが、もし仏教が違った経路で日本に伝わっていたら、現在の仏教事情もかなり違っていたはずです。
ここからは、本のレビューから飛躍した私の思いも含まれます。
仏教を彼岸仏教と此岸仏教に分けるならば、もちろん日本の葬式仏教は彼岸仏教になります。ただ東アジア仏教の彼岸部分は儒教そのものなので、彼岸仏教は名ばかり、実際は招魂再生の彼岸儒教と言うことになります。本書でも書かれていますが、盂蘭盆経は、儒教を取り入れるために作られた偽経ですから。
実際は彼岸儒教なのに、なぜ日本では揶揄されながらも葬式「仏教」と呼ばれるのだろうか?それはきっと此岸仏教への期待がまだ残っているからではないか?と、私は肯定的に捉えています。本書でも此岸仏教、仏教心理学への期待が書かれています。つまり釈尊の教えです。このまま此岸仏教が忘れ去られてしまったら、日本は儒教国です。儒学教育もされなくなっているので、葬式儒教国と言うことになってしまいます。
彼岸仏教は、釈尊の教えの再解釈と言うか、釈尊だったらこう言うだろう内容、加えて仏教が生き残るための妥協、よく言えば方便、そんな感じだと思っています。ただ共通して感じるのは、彼岸仏教は此岸仏教へ向かわせるために存在し得るのではないだろうか?そのために仏教は変化しているのではないだろうか?と言うことです。その証拠に、変化しているのは、重要な此岸部分ではなく、彼岸部分だと感じるからです。
また本書では、日本人の此岸仏教への期待に応えているものの一つが、チベット仏教、そしてダライ・ラマ法王と書かれています。同時にそういう存在が日本にはないと嘆いてもいます。池上さんはあくまで客観的に述べようと努めており、否定的な見解は極力控えています。ただ、今の日本仏教事情を快く思っておらず、此岸仏教の必要性を強く感じているのが、手に取るようにわかります。
仏教が持っているポテンシャルを、此岸仏教国から感じ取って、僧俗双方の立場から、少しづつ現状を打破していきたい所です。
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一般的な日本人の仏教入門としておすすめの一冊。知っているようで知らない仏教。仏教の基礎、日本仏教の歴史など、わかりやすい解説で頭にすっと入ってきます。
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●読むキッカケ
・手塚治虫のブッダを読んで、仏教に興味を持ち、もっと深めるための入り口にしたいと思ったため。
●サマリー
・仏教変遷の流れを捉えることが出来たのが面白かった。
特に、日本の仏教は、インド発祥のものが中国を経て入ってきたというところが面白く、
そこから更に流派が枝分かれしたのだと、流れを理解することが出来た。
・インドの、ブッダの教えをより忠実に守っているのが、
チベット仏教とのこと。
今後詳しく学んでいくのであれば、チベット仏教を学ぶと一旦は良さそうだ。
・仏教は人間かくあるべき、ということを理性的に捉え明らかに使用としているスタンスで、
個人的には好みのスタンスである。
●ネクストアクション
・今後は、チベット仏教、禅、神道、ニヒリズムといった思想を抑えていけると、なかなか楽しそうな気がしている。
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形式だけが残り、思想がほとんど残っていない日本の仏教には違和感がある。
そもそも仏教徒はなんぞや、と思って読んでみた。基礎的なことが分かりやすくて良い。
一切皆苦ってどんだけマイナス思考やねん、と序盤から笑ってしまった
どん底に苦しい人から見れば、諦念から始まる心の安定を求める思想は理にかなっているのだろう
でも日本人からすると、今一つ納得できないなあ
家族や愛情さえ心をかき乱す煩悩なんでしょう
ただ心の安定だけを望んで生きてゆくのなら、人生の意味とは薄くなってゆくような気がする
人を傷つけない、よりよき人間になるため努力するというのはどの宗教でも基本としていて、まあ異論はないのだけど
そして池上さんはチベット仏教に心を奪われつつあるようで、仏教は科学的でキリスト教は非科学的であるとうたっているけれど、輪廻と涅槃が科学的だとはとても思えない
傾倒してゆくと矛盾点には目をつむるようになるのだろう
それが宗教の本質
私はやはり仏教徒になりそうにはない
そして原始仏教は寛容だったかもしれないが、形式を重んじ押し付ける日本の仏教の形は嫌いだな
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半分は仏教の歴史の入門的な解説書、半分は既存の日本仏教に対する著者の見解(主に不満足)を綴った評論といった趣きだ。
仏教について基本的な知識を提供してくれる一方、それに基づいて仏教や他宗教、西洋哲学について調べていくと何だかよく分からない状況に陥ってしまう。本当のところ仏教は西洋の文化と本質的に異なるのか、それとも普遍性を持っているのか?
そういう意味で入門としては大変よいきっかけになったが、後半のダライ・ラマ法王インタビュー等も含め、詳しく調べるとやや違和感を覚える内容もないではない。