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紙の本
いのちの文化史 (新潮選書)
著者 立川 昭二 (著)
「いのち」を「文化」として感受するという立場から、日本の歴史と現在の生老病死にかかわる情景にふれ、日本人に無意識に息づくメンタリティを掬いあげ、迷走する現代の医療を問い直...
いのちの文化史 (新潮選書)
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商品説明
「いのち」を「文化」として感受するという立場から、日本の歴史と現在の生老病死にかかわる情景にふれ、日本人に無意識に息づくメンタリティを掬いあげ、迷走する現代の医療を問い直す。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
立川 昭二
- 略歴
- 〈立川昭二〉1927年東京都生まれ。早稲田大学文学部史学科卒業。北里大学名誉教授。医療史専攻。著書に「病の人間学」「生きて死ぬことのヒント」など。
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紙の本
2000/4/2朝刊
2000/10/21 00:17
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投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
医療史や文化史の視点から病や死を追究する著者が、肩ひじ張らずにつづったエッセー四十編を収める。
病や死に直面したときにこそ、人は「いのち」を体感すると著者は言い、岩倉具視の最期を伝える医師の日記、新聞の歌壇、「癒し」現象など様々な情景から、現代に通じる日本人のメンタリティーの在り方を照らし出していく。特に、なぜコレステロールを「善玉」「悪玉」と表現するのか、なぜ息を「引きとる」と言うのか、といった言葉遣いの指摘が興味深い。
(C) 日本経済新聞社 1997-2000