サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 未評価 1件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.2
  • 出版社: 書肆山田
  • サイズ:25cm/125p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-87995-476-4
  • 国内送料無料

紙の本

寄友

著者 加島 祥造 (編著)

かつて君という実在があったが、いま君はぼくのなかにいる。やがて君はどこかの誰かのなかに移りすむのであり、ぼくはその媒介者にすぎない。 6年前に亡くなった詩人・三好豊一郎を...

もっと見る

寄友

税込 3,300 30pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

かつて君という実在があったが、いま君はぼくのなかにいる。やがて君はどこかの誰かのなかに移りすむのであり、ぼくはその媒介者にすぎない。 6年前に亡くなった詩人・三好豊一郎を追悼する詩と三好自身の作品を収める。【「TRC MARC」の商品解説】

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー1件

みんなの評価0.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

なにげない言葉を重ね、これだけ人の心を打つ詩は、滅多にあるものではない

2000/07/09 17:17

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:安原顕 - この投稿者のレビュー一覧を見る

加島祥造の詩を初めてじっくり読んだ。好きだった詩人三好豊一郎(1920〜92)の無類の親友と知ったからだ。本書には、彼らの長年の交友から生まれた加島祥造の詩17篇、三好豊一郎の詩2篇、「ほおずき」「枯野抄II」など、三好の絵4点、加島の絵とデッサン4点、1975年夏、三好の令息が撮った2人の写真2葉から成っている。この2人の親友ぶりについて、三好夫人阿佐子さんが短文を寄せている。彼らは『荒地』同人時代から親しく、「あの二人」と言えば三好と加島のことを指していたようだ。その昔、加島祥造が信州大に勤務していた頃、三好は数回、彼を訪ねた。松本行が決まると、三好は一週間前からボストンバッグに着替えなどを詰めはじめ、「その後も毎日のように中のものを出し入れして落ち着きがない。まるで遠足を待ちかねた小学生のようで、とても滑稽だった」。そのことを後に加島夫人に話すと、「遠く松本でも同様に加島サンがそわそわしていたのだと聞いて驚いたことがあった」「人生の中で、どれだけの人達が心底心を許せる友をみつけることができるだろうか。私はこの二人を羨ましく思う」(98年12月)。加島の詩は19篇ともすべて好きだが、長いので全文引用はできない。「刑風」の一節だけでも引いておこう。刑風とは「すべてを枯らす刑に処すという意味で、秋風のこと。二人をテーマにした最初の詩」と、加島祥造の「解題」にあった。「ふたりの男は中田切川にそって/ゆっくり遡っていった。/紅らんだの葉のからむ林をくぐり/谷がせばまって、/高い堰堤の上に出た。(略)ふたりはしばらく黙って座っている。/ひとりは隣にいる男の/高血圧にうなされる禿げ頭が/なにを見ているのか知らない。(略)相手の男も、自分の隣の/低血圧になやむ白髪頭が/なにを見ているか知らない。(略)ふたりは握り飯を頬張り/足もとの水をすくって飲む。高血の禿げ頭が言う/「いい山だな、あれは」/低血の白髪頭が言う/「じつにうまいな、この水は」/ここでは/こんな常套句だけが適切なのある」(以下略)。なにげない言葉を重ね、これだけ人の心を打つ詩は、滅多にあるものではない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。