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夜の記憶(文春文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.4 20件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.5
  • 出版社: 文芸春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/435p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-721865-2
文庫

紙の本

夜の記憶 (文春文庫)

著者 トマス・H.クック (著),村松 潔 (訳)

夜の記憶 (文春文庫)

669(税込)

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みんなのレビュー20件

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評価内訳

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  • 星 3 (6件)
  • 星 2 (2件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

驚愕の暗黒ミステリ

2007/05/26 20:21

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:喜八 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ロシア語同時通訳者であり作家であった米原万里さん(1950-2006)の書評集『打ちのめされるようなすごい本』文藝春秋(2006)で激賞されていたのが、本書『夜の記憶』です。
 米国のミステリ作家トマス・H・クックによる『夜の記憶』は、たしかに「打ちのめされるようなすごい」小説でした。そして、米原万里さんが保証されているように、非常に怖い本でもあります。恐怖への耐性が弱い方(怖がりの方)にはお勧めできかねる「暗黒ミステリ」とも言えるでしょう。
 主人公は45歳の独身男性ポール・グレーヴズ。彼の職業は「ミステリ作家」です。彼がこれまで書いてきた15編の長編小説には常に同じ者たちが登場します。残虐きわまる犯罪常習者「ケスラー」。その手先の「サイクス」。そして彼らを追う警官「スロヴァック」。
 ケスラーは被害者を嬲《なぶ》り殺しにすることに至上の喜びを感じるような本物の人殺しですが、自分の手を汚すようなことはしません。彼の部下(奴隷)である、臆病な小男サイクスに命じて拷問・虐殺を行なわせるのです。
 スロヴァック刑事は正義感に燃える優秀な警察官ですが、ケスラー・サイクスとの闘いにおいては敗北につぐ敗北を重ねています。悪と善の戦いは20年以上にわたって続けられ、このごろではスロヴァックは疲れきり意気消沈し、おのれの敗北を強く予感しています。
 これらの陰鬱な物語を書きつづけるポール・グレーヴズもまた凄惨きわまる体験の持ち主でした。彼がまだ13歳の少年だったころ、16歳の姉グウェンが長時間にわたる暴行・拷問を受け殺害されたのです。しかも犯罪はポールの目の前で行なわれました。ポールにはいつか自分は自殺するだろうという確信があります。
 そんなポールの元に一風変わった依頼が寄せられます。半世紀前に16歳で変死した少女フェイ、その死の真相を推理し「物語」にするという依頼です。依頼主は裕福な老婦人アリソン・デイヴィス。かつてアリソンと死んだ少女フェイは「主従」関係を超えて親しい友人同士でした。フェイの母親の心に平和をもたらすため、というのが依頼主アリソンの言い分でした。
 ポール・グレーヴズは老婦人アリソンの所有するロッジに泊り込み、調査・執筆を開始します。そして、同時期にアリソンの客となっていた女性脚本家エレナー・スターンと知り合い、親しみを増していきます。ポールは2つの「死」の真相の解明を進めていきます。50年前の少女の死と姉の死と・・・。
 物語終盤ではそれぞれの「死」に関して驚愕の事実が明らかにされます。とはいえ、私(喜八)は途中で片方の「真相」に気づきました(もう、一方は分かりませんでした)。ただし、予測がついたからと言って恐怖の量は低減しませんでした。やはりこれは「打ちのめされるようなすごい」恐ろしい小説です。
 自身が創り上げた登場人物「ポール・グレーヴズ」と同様、トマス・H・クックも凄惨な死にまつわる物語を書きつづけている作家です。クックの小説のほぼ総てが「打ちのめされるような」暗黒ミステリなのです。読者の誰しもが「おそらく・・・」と思っているでしょう。
 そのクックの暗さに惹かれて翻訳されている作品の半分以上を読んでみました。その中では『死の記憶』にもっとも感銘を受けました。平和に穏やかに暮らしていた男が、ある日、妻と2人の子供(長女と長男)を射殺して(?)行方不明になる。ただ1人生き残った「次男」が悲劇の真相を探るというというストーリーです。この小説にも驚愕のラストが待ち構えています。
 一時はクックの暗黒ミステリを憑かれたように読み耽った私ですが、いまはそれほどでもありません。それこそ「憑きが落ちた」ように「クックの暗黒世界」から離れました。理由は自分でもよく分かりません・・・。

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紙の本

記憶シリーズのなかでは、一番トリッキー

2006/03/25 16:29

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 これで、トマス・H・クックの記憶シリーズは、全部読んだことになります。
といっても、勝手に日本の翻訳サイドが、”記憶”とつけているだけで、
本作「夜の記憶」原題は、”Instruments of night”で記憶なんて
どこにも、つきません。
 概ね、知人にこのトマス・H・クックを薦めると、
「暗い」と、いう寸評が返ってくるのですが、もう気にしません。
 ミステリ作家であり、少年期に犯罪に巻き込まれ、
姉を惨殺された記憶を持つ、主人公は、
保養地の女主人に招かれ、50年前の殺人事件の調査を依頼されます。
 一見、美しいこの癒しの保養地に隠された、真実とは、、、、。
そういうお話しです。
 主人公の過去と、50年前の殺人事件と二重に謎解きがあって
一粒で二粒のおいしさでしょうか、、?。
 いつもの、クックの筆致で人の心のひだに隠された、
悲しい記憶が、一つ一つ、明らかになってきます。
 概ね、クックの記憶シリーズの作品は、普通の小説の一部分を
隠しただけで、それが、謎解きになっているぐらいのトリックなのですが、
今回は、かなりトリッキーで本格派も、吃驚の展開です。
 今日は、ここで、クックの中期の傑作シリーズ
記憶シリーズを簡単に”おさらい”します。
本当は、「闇をつかむ男」と、「闇に問いかける男」も、
一連の記憶シリーズに入れても、良いのですが、
初心者のかたにも、判りやすく、表題に記憶とつく、
記憶シリーズだけにします。
 「死の記憶」
 「緋色の記憶」
 「夏草の記憶」
 「夜の記憶」と、4作あるのですが、
一番有名なのは、やはり、「緋色の記憶」でしょうか?
主人公は、とある学校の校長の子供で、その学校に大変魅力的な女性教師
が、バスから降りてくる、シーンが、象徴的に描かれています。
実はNHKで、題名を変えて、ドラマ化されました。
 この美しい女性教師は、鈴木京香がやっていました。
期待したのですが、ドラマの出来は、がっくしでした、、、。
なんか、普通のドラマになっていました。
 私が、個人的に、一番衝撃を受け、好きなのは、
「死の記憶」これは、本当に凄かったです。クックにのめり込む
きっかけにもなりました。
(本当は、「闇をつかむ男」なのですが、今回は、わかりやすくするため、
除外)
ラストに、真相を尋ねるため、自分の失踪した父親に迫るところが、
あるのですが、なかなか、声すらかけられないのですね、、
今でも、このときのどきどき感がわすれられません。
 概ね、取り上げているテーマは、
犯罪という暴力行為によって、いとも簡単に傷ついてしまう、
人の心と、その記憶、また、どうしてそれに至ったのか
です。結局、知ってしまうことで、よけいに悲しくなってしまうわけです。
 で、皆さんからは、「暗い」と、寸評を頂くことになるわけです。

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紙の本

暗いけれど、イイ!!!

2002/03/12 03:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:marikun - この投稿者のレビュー一覧を見る

 多重構造ですすむ、おすすめミステリ。「記憶シリーズ」で、初めてお勧め出来る作品です(*^ ^*)
 今回の主人公は、常に自殺の準備をして世間と没交渉で暮らすミステリ作家。ストーリーは、作中作、主人公の過去の事件、そして現在、と多重構造ですすみますが、展開がスピーディでグイグイ引き込まれます。今までの作品の中で一番暗い過去(本当にとんでもないです!)を持つ主人公です。その主人公が追う過去の事件も暗くてやりきれない事件です。しかしこの作品は今までの「記憶シリーズ」とは、ちがうラストが用意されていて、そこがいいんだこれが! 暗〜い話も大丈夫! という人はぜひ!!!

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紙の本

見事な多重構成

2001/02/24 08:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:OK  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この作家のいわゆる「記憶」ものは『死の記憶』『緋色の記憶』と読んでいるけれど、交錯して語られる「過去」と「現在」の挿話を切実に結びつける動機が弱いように思えることが多かった(出来は『死の記憶』のほうが良くて、世評の高い『緋色の記憶』にはあまり感心しなかったおぼえがある)。
 けれどもこの作品は、「主人公の過去の事件」だけでなくもうひとつ別の「過去の事件」のほうをむしろ話の主軸にすえて、ふたつの「過去」が呼応しながら「現在」の主人公の身のうえで交わる、といった構成を採ることでそのあたりの難点をかなり巧妙に克服している。もしかすると上記のような批評をなにくそと封殺する意図があったのかもしれない。
 謎解きの形式も、真相を見つけだすのではなく納得できる「物語」を想像するのが目的という、モース警部的な「推論のひとり歩き」を奨励するような変わった筋書きでなかなか興味深かった(その設定を充分に活かしきっているとは思わないけど)。
 また「過去に逃避する犯罪小説作家」を主人公にすえた三人称叙述は、作家自身が昔の作品の一節を思い返して自嘲する場面があったりもして、みずからの作風をあえて相対化しているふうでもある(ちなみに、この主人公はスティーヴン・キングの『ミザリー』で監禁される流行作家を思い出させた。「ポール」というファーストネームが同じだし、シリーズキャラクターを生還させるための方策を思いつかない、という状況も似ている)。
 ただし主人公の相手役となる「女性脚本家」が、これといった性格づけをされていないにもかかわらず物語上の重要な役割を担わされているせいか、結果として「現在」の進展への興味がもうひとつ盛りあがらないのは否めない。この作家は「想い出のなかで美化された女性」を浮かびあがらせるのはたしかに達者なんだけど、そこから離れたときの女性描写にはあんまり関心がないのかな。
 あと「主人公の過去」の真相はともかくとしても、主軸の「娘の死の謎」のほうも〈ナチス人体実験〉のネタが語られた時点で落としどころの見当がつく。全体の多重的な構想はたしかにこちらのほうがよく考えられていると思うけれど、解決のあたえる衝撃では『死の記憶』のほうがだいぶ上だったかな、というのが感想でした。
 ところで、あまり指摘されていないようなのでこれは特殊な見解なのかもしれないけれど、クックの一連の「記憶」ものの構想をおおざっぱにいえば、ジャック・ケッチャムの青春虐待小説『隣の家の少女』から残虐描写を抜いて謎解き回想形式で物語る、ということなのじゃないかと考えている。主人公がいつもあこがれの「年上の女性」を救えなかった悔悟の念にさいなまれているのは、だから偶然ではないはずだ。

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紙の本

恐ろしさに放心

2001/02/19 18:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:がんりょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 久々に良質のミステリを読んだ。
 数十年前に殺された一人の娘。犯人と目されていた人は自殺して事件は解決したかに見えた。納得しきれない母親からの手紙を受け取ったかつての親友は、ミステリ作家にこの事件関してつじつまの合った「物語」の作成を依頼する…。
 主人公の作家の過去とオーバーラップしながら、事件の真相に近づいていく構成は、気をつけていないと頭が混乱してくるが、注意深く読んでいくと、恐ろしい結末が待っている。
 最後まで読んだとき、しばらく放心状態に陥ってしまった。

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2004/10/09 10:38

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2008/05/21 17:18

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