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日本霊異記 中 (講談社学術文庫)
著者 中田 祝夫 (全訳注)
日本霊異記(上・中・下)3巻は、日本最古の仏教説話集で、奈良末期に成った。全篇約120話が年代順に配列されており、この中巻の説話は、聖武天皇ごろの42話。第1話は長屋親王...
日本霊異記 中 (講談社学術文庫)
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商品説明
日本霊異記(上・中・下)3巻は、日本最古の仏教説話集で、奈良末期に成った。全篇約120話が年代順に配列されており、この中巻の説話は、聖武天皇ごろの42話。第1話は長屋親王(ながやのおおきみ)(天武天皇の皇孫、太政大臣)の冤罪、服毒自殺事件だが、卑賤の僧を傷つけた罪の報いと説く。第3話では、九州に遺された武蔵国多摩郡(むさしのくにたまのごおり)の防人が、若妻を愛する余り、母親を殺害しようとして地獄に落ちる。この種の腥(なまぐさい)い強烈な因果応報談が多い。【商品解説】
目次
- 序
- 1.聖武天皇の仏教尊信
- 2.著者景戒と仏教説話
- 第1 己が高徳を恃み、賤形の沙弥を刑ちて、以て現に悪死を得し縁
- 第2 烏の邪淫を見て世を厭ひ、善を修せし縁
- 第3 悪逆の子の、妻を愛みて母を殺さむと謀り、現報に悪死を被りし縁
- 第4 力ある女の、力くらべを試みし縁
- 第5 漢神(からたみ)の祟りに依り牛を殺して祭り、又放生の善を修して、以て現に善悪の報を得し縁
- 1.富者、漢神の祟りにあふ
- 2.富者、閻羅(えんら)王の王宮に往還す
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奈良時代の仏教説話を学べる貴重な一冊です!
2020/03/14 15:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、奈良時代に編纂されたと考えられ、我が国最古と言われる仏教説話集です。講談社学術文庫からは上・中・下の3巻から構成され、そこに全編120話が収録されています。同巻は中巻で、聖武天皇が国を治めていた時代、すなわち、700年代のころの説話42話が収められています。古代の仏教説話を学べる貴重な一冊です!
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中巻では聖武天皇の時代に起こった仏教にまつわる不思議な話を紹介
2016/02/23 21:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Shigenobu Fujioka - この投稿者のレビュー一覧を見る
奈良時代の終わりから平安時代の初めにかけて書かれた、日本で初めての仏教説話集。
中巻では、聖武天皇の時代に起こった、仏教にまつわる、不思議な話が多数紹介される。
飛鳥時代から平安時代初期までをカバーしている日本霊異記全体の中で、
聖武天皇の時代の話が、全体の3分の1を占めているということは、
いかにその時代に、仏教が盛んになり、人々の生活に溶け込んで行ったのかを想像できる。