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紙の本
史跡
2018/12/06 06:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
京都に史跡は数々あるが本当に定番で王道を紹介している。ジュニアに限らず音のも振り返ることができる京史跡案内本。
紙の本
大人のためでもある岩波ジュニア新書からシニア新書へリンク
2002/08/25 13:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:栗山光司 - この投稿者のレビュー一覧を見る
マル・タケ・エビス・ニ、オシ・オイケ、
アネ・サン・ロッカク・タコ・ニシキ、
シ・アヤ・ブッ・タカ・マツ・マン・ゴジョウ。
これは平安時代、道路名を覚えるための「口遊」がもとになり、江戸時代にうたわれるようになった京都の東西路についての童歌である。
村井康彦のこの本は20年前の出版ながら、少しも古びていない。学生時代を京都で過ごし、多少なりと、「御茶」を齧った身にとって、他の大人のために編纂されたいわゆる「京都もの」より子供のためのこの本ほど、手軽で基本的な京都の成り立ちを懇切丁寧に説明された本を知らない。最新刊のガイドブックを持っているが、京都散策のこの古びた岩波ジュニア新書が還暦間近いオヤジの友となっている。しかし、私がこの本を手に入れたのは今年である。その意味において新刊である。それまで、この本の存在を知らなかったのである。勿論、岩波ジュニア新書であって見れば、街の本屋でよく見かける旅行書コーナーで目に留まったわけでない。図書館のリサイクルコーナーに死んでいたのである。そして、新刊として金を出して買った本を押し退けて「京都行」の相棒になったのです。
実用書関係でも、「サルでもわかる」たぐいの大人のための入門書よりこの岩波ジュニア新書シリーズの方が、簡にして要。基本を押さえて無駄がない。大人相手の入門書は無駄話が多く、概論ばかりで、結局、具体的にわからなかった。と言う経験を持っている人は多いと思う。そんな人は子供のコーナーをちょいと、覗くと、きっと、良い本の出会いがあるはずです。
街の本屋も子供の本を上手に児童書コーナーから解放して陳列して欲しい。そうすれば、「京都史跡見学」にもっと早く会っていたに違いない。
ちなみに、頭に記した童歌の通り名は
(丸太町)(竹屋町)(夷川)(二条)(押小路)(御池)
(姉小路)(三条)(六角)(蛸薬師)(錦小路)
(四条)(綾小路)(仏小路)(高辻)(松原)(万寿寺)(五条)。