紙の本
大人にもおすすめです
2014/11/19 23:59
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投稿者:あやおり - この投稿者のレビュー一覧を見る
本物の優しさと愛情に触れることにより、その者は変われるということを教えてくれる絵本です。
紙の本
『泣いた赤おに』よりも好き
2002/06/12 14:01
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投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
嫌われものの竜の話を聞いて、「どうして、だれも、あの りゅうを、かわいがって やらないの。」と涙を流すやさしい少年の話です。
少年は、自分の誕生日に竜を招待しようと、誘いに行きます。
竜は、自分を毛嫌いする人間たちを恨んでいたのですが、心優しい少年の申し出に、涙を流します。
りゅうの涙はあふれ流れてとまらず、川になっていき……。
竜と少年の心温まる交流を描いた物語です。
竜というだけで訳もなく、悪者呼ばわりされた理不尽さから、ひねて暮らしていた竜の、頑なな心を溶かすことができたのは、なんの先入観もなく、竜は竜として、あるがままをそのまま受け入れようとした、小さな少年でした。
物語には、悪さをすると竜が出てきて飲み込んでしまうよ、と子供を脅かす大人が描かれています。
子供は、そんな大人から先入観を植えつけられて、竜は悪者だと思い込みます。
竜は想像上の動物で、この物語は作り話ですが、現実の生活の中にも、同じような出来事はそこここにあると思います。
自分の中にも、そんな決めつけや先入観があって、時に人にそれを植えつけていることもあるのではないかと、考えさせられました。
浜田広介さんの文章、その表現、とてもすてきです。
『泣いた赤おに』がやたらと取り上げられる作者ですが、私は個人的には、本作品の方が好きです。
岩崎ちひろさんの描く、少年も竜も、とてもすてきです。
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投稿者:なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いわさきちひろ先生の絵がとてもきれいで大人の私はとても気に入ったのですが、子供には絵と内容が分りづらかったようです。
紙の本
やさしい
2017/01/15 07:10
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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
やさしい気持ちになれる絵本です。子供の反応がいまいちで、あんまり読ませてくれなかったけど個人的には好きです。
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図書館で借りて結構気に入ったようだったので買ってあげました。いわさきちひろの絵が内容と妙にミスマッチなのがいいカンジです。
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いろいろな事ごとに固く心を閉ざしてしまうことがある、頑に凍りついた心を溶かすのは議論でも、諭しでもない。偏見のない、相手をそのまま受け入れる真の思いやり、優しさなのだと気づかせてくれる。
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見た目が怖くても 心が優しい人はたくさんいます
まわりの情報に振り回されず 本当にその人を見て
自分で判断することが 大切なのです
小さな頃から 何度も何度も読み返し 泣いた絵本です
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みんなが恐れる竜を怖がらない子どもがいました。みんなが竜を忌み嫌うので、何もしていないのに嫌われてしまう竜が可哀相だと思った子どもは、自分の誕生日のお祝いに竜を招待しようと思います。山の奥深くまで竜に会いに行き、竜に声をかけた。
竜は今まで、なにもしていなくても人に嫌われてきた。だから人間を恨み、怖がらせてきた。けれど、子どもに優しい言葉をかけられて、竜は嬉しくて涙をながすのでした。
竜は子どもを背に乗せて、いつしか蛇体は船となって、人間の街にやってきました。
忌み嫌うと憎しみに、やさしい気持ちで接すると、やさしいさが返ってくる。いわさきちひろの絵がいい。
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今年の年賀状はこの竜のデザインをいただきました(◎^▽^◎)墨でバックを塗りつぶして、ホワイトな竜に仕上げました。なかなかの出来でしたねぇ(自画自賛)。。。話はいい話ですよ。
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いわさきちひろさんの絵が美しい本です。言葉使いも昔を感じさせますが、とても丁寧で、ちひろさんの絵と合っていて素敵です。
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『りゅうのめのなみだ』
画のすばらしさに引き込まれるでしょう。
不思議な物語にぴったりの水彩の淡いタッチ。
(ちひろワールドにいらっしゃい END)
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りゅうという恐れられている存在でみなが避けている。そんなかたくなにこころを閉ざしている人は、思いやりと優しさをもって接すれば、心を開いてくれる、そんなことを言っているような気がした。優しさは時として大きな力となるんだなと。
見た目や外見でその人を判断するのではなく、ちゃんと中身をみてあげることって大切だなーと思った。見た目で9割とかいう本もあるけれど、見た目もある程度大事だけれど、中身だよね。ま、不細工な人ともつきあったけれど、やっぱり毎日みるなら、ある程度の人がいいかもとか最近思う。イケメンだけしか認めないというのも行き過ぎていると思うけど。
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人間と龍の話大好きなんですけど、これは買いたい…(図書館で読んだので)
龍の泣きそうな表情にこっちがしんどくなる。いわさきさんの淡いタッチの絵がよく合ってる。
こういう話を読んでいると、同じ種族同士じゃなくても絆って結べるよね…と改めて人外と人間の話が好きになる。
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「ふねになって、やさしいこどもをたくさんたくさんのせてやろう」
にほんむかしばなしのオープンニングを思い出した。一つの善意が次々と広がっていく様子は、真実の愛だと思う。(12分)#絵本 #絵本が好きな人とつながりたい #りゅうのめのなみだ #浜田広介 #いわさきちひろ #偕成社
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大人は子ども達にいい子にしていないと龍がくるよ
と何かにつけて口にしていました。
そんな中、不思議な子がいるという話が聞こえてきました。
なんと,龍を怖がらない子供がいるというのです。
その不思議な子は誕生日に龍を呼びたいと母親にいいました。
ところが母親は怒ってしまいます。
その子は龍を呼ぶために,龍がいるという山に向かいました。
誕生日に来て欲しいという男の子に,龍は涙をこぼして喜びます。
読み聞かせ時間は11分ちょっとです。