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死が二人を別つまで (創元推理文庫)
徹夜の訊問明けに舞いこんだ手紙を読んで、ウェクスフォード首席警部は怒りに震えた。十六年前にヴィクターズ・ピースという名の屋敷で発生した女主人殺し。初めて担当した殺人事件な...
死が二人を別つまで (創元推理文庫)
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商品説明
徹夜の訊問明けに舞いこんだ手紙を読んで、ウェクスフォード首席警部は怒りに震えた。十六年前にヴィクターズ・ピースという名の屋敷で発生した女主人殺し。初めて担当した殺人事件ながら、彼が絶対の自信をもって解決したこの事件に、手紙の主である牧師は真っ向から疑問を投げかけたのだ! 過去の殺人をめぐる意外なドラマを鮮やかな筆致で描いた、レンデル初期の傑作長編。解説=都筑道夫【本の内容】
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紙の本
名警部は単純な事件でミスをしたのか?
2017/10/19 22:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:J・P・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
息子の婚約者の父親は殺人で死罪になっていた。しかし、娘の母親は「彼女の父親は人殺しではない」と譲らない。神父のアーチェリーは、16年前の真相を確かめるべく、独自の捜査をしていく。しかし、もともと明白な事件だっただけに捜査は最初から難航。関係者に対して弱腰だったり、訪問した土地で人妻に恋をしてしまったりと頼りない神父ですが、彼の感情の起伏が物語に厚みを持たせて、単なる推理小説以上の作品にしています。オチは盲点をつかれました。その考えはなかった。
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ルース・レンデル 初期の作品
2018/05/05 21:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pinpoko - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まで読んだことのなかったレンデル初期作品の一冊。
やはりレンデルは心理描写がいいと改めて思う。ウェクスフォード警部が自信をもって解決した過去の事件を素人探偵が、おぼつかないやり方で調べなおす。当時犯人とされた人物が冤罪かどうかはなかなかわからず、代わりに見落とされていた周辺情報が明らかになってくる。この作品の読みどころは結末よりも、登場各人物の心の傷なんだろう。
もうひとつ過去に読んだレンデル初期作品に『死のひそむ家』があるが、こちらもやはりヒロインの心理描写が光っていた。