サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 8件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1988.6
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波文庫
  • サイズ:15cm/375p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-00-327217-6
文庫

紙の本

セルバンテス短篇集 (岩波文庫)

著者 ミゲル・デ・セルバンテス (著),牛島 信明 (編訳)

愛する妻の貞節を信じ切れない夫は試しに妻を誘惑してみてくれと親友に頼みこむが…。突飛な話の発端から、読む者をぐいぐいと作者の仕掛けた物語の網の目の中に引きずりこんでゆくこ...

もっと見る

セルバンテス短篇集 (岩波文庫)

税込 880 8pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

愛する妻の貞節を信じ切れない夫は試しに妻を誘惑してみてくれと親友に頼みこむが…。突飛な話の発端から、読む者をぐいぐいと作者の仕掛けた物語の網の目の中に引きずりこんでゆくこの「愚かな物好きの話」など4篇を精選。『ドン・キホーテ』の作者(1547‐1616)がまた並々ならぬ短篇の名手であることを如実にあかす傑作集。【「BOOK」データベースの商品解説】

収録作品一覧

やきもちやきのエストレマドゥーラ人 5-84
愚かな物好きの話 85-172
ガラスの学士 173-232

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー8件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

行け行けエスパニョーラ

2009/06/24 00:49

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

16世紀のスペイン、それは「ドンキホーテ」の世界、と言いたいところだけど、実は「ドンキホーテ」は子供向けの読物しか知らなくて、同作者のこちらの短篇集を先に読んでしまったのです。作者の「模範小説集」から3編と、「ドンキホーテ」の挿話1編を集めたのが本書。そこは領主や金持ちが立派な屋敷を構え、たくさんの使用人や奴隷を使い、町娘に恋をしたり、嫉妬したり、ちょっと可笑しくも哀しい思いをしたりする、そういう世界。
「やきもちやきのエストレマドゥーラ人」は、新大陸で財産を作って帰国した男が、金の力で13、4歳の娘を妻にするが、その箱入りさ加減に間男したくなる男が現れる。「愚かな物好きの話」は、ある男が新妻の貞淑を試そうと、親友にある相談を持ちかける。この2作は、人間夫恋愛やら何やらの衝動のために、社会制度や慣習、良識といったものに立ち向かい、網をくぐり抜けようとする情熱のありかを描いていて、微笑ましくも危険な一線を踏み越えるスリルがある。この辺り、日本で近い時代の近松門左衛門あたりと、笑いと涙の方向性の違いこそあれ、似たようなメンタリティを感じてしまう。
「ガラスの学士」は、学識豊かな男が、彼に惚れた女のために、自分の体がガラスでできているという妄想に取り憑かれる。外出時にはその体が壊れてしまわないような装備をするため、町中の人々が珍しがって寄り集まって来てしまう。非常に現代的と言えるテーマのようでもあり、「ドンキホーテ」の一変形のようでもある。世間の枠から一旦外れた人間に対する鷹揚さが心地よいのだが、それがこの時代の風土として戯画化されているのか、異端に対する厳しさへの揶揄なのか。学士の個性が成立するまでの過程とラストの取り合わせも面白いし、やはり悲劇的だが愉快という読後感を持つ。
「麗しき皿洗い娘」では、無軌道な良家の息子が放蕩の旅先で惚れ込んだ美少女を巡る顛末。これは決まりきった展開を描写の豊かさで盛り上げる典型のような作品だが、様々な立場の人々がてんでに独善的な態度で、どんどん話が発散していきそうで、きちんと落としどころに収まるのはマジックのようでもある。同じように他の作も、古典的な神話や民話などに現れるモチーフを当世風にアレンジして、組み合わせて、作者独自のものに昇華させているのでしょう。
「ガラスの学士」がかつてイタリアを旅したように、比べてみればスペインなんてまだまだ田舎だし、保守的だし、というような雰囲気も感じられるのだが、その一方で多くの植民地を経営して覇を唱えているのも隣国イタリアではなくスペインなのであり、そのアンバランスさ、素朴な民衆のたくましさのようなところも謳われているのかもしれない。「ドンキホーテ」読まなきゃ、という気に(一応)なりました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

セルバンテス短編集

2020/06/21 23:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る

『ドン・キホーテ』で知られるセルバンテスの短編集。『ドン・キホーテ』は子供向けしか読んだことが無く、セルバンテスの思想みたいなものにはあまり触れられなかったので、本格的なものとしては初めて。当時の風俗のようなものをしっかりと調べないとわからないと思うのだが、風刺や皮肉がきいていて、おもしろかった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2008/10/23 13:18

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/07/23 18:44

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/09/07 23:57

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/11/09 23:03

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2022/08/03 14:21

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2023/04/11 00:31

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。