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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1988/07/20
  • 出版社: 集英社
  • レーベル: 集英社文庫
  • サイズ:16cm/180p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-08-749357-1
文庫

紙の本

23分間の奇跡 (集英社文庫)

著者 ジェームズ・クラベル (著),青島 幸男 (訳)

教育とは、国家とは、自由とは何か?ある小学校へ新任の女教師がやってきて、そして起きた驚くべき23分間のドラマ。小学生にも読めるようなやさしい文章で、恐るべき問題をつきつけ...

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23分間の奇跡 (集英社文庫)

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商品説明

教育とは、国家とは、自由とは何か?ある小学校へ新任の女教師がやってきて、そして起きた驚くべき23分間のドラマ。小学生にも読めるようなやさしい文章で、恐るべき問題をつきつける衝撃の物語。


【商品解説】

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みんなのレビュー125件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

一見、正しく聞こえる話

2014/09/14 20:47

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Tucker - この投稿者のレビュー一覧を見る

とある国のとある小学校が舞台。
とある国は、外国と戦争し、降伏した。

降伏後、とある小学校での最初の授業。
これからどうなるのか、分からないので、生徒はもちろん、先生までも浮き足立っている。

そして、やってきた外国の先生は・・・。


子供たちは、子供心ながらに、ヒドイ事になるのでは、と予想していたが、その予想は完全に裏切られる。
それどころか、これまでよりはるかに「いい先生」だったのだ。

学校に来る前にあらかじめクラスの生徒の席の場所と名前を全て暗記していたり、
頭ごなしに「○○をやれ」と言う事はせず、意味を考えさせ、理解させた上でやらせたり、
何より、生徒の意見は、全て受け止め、決して否定しなかった。

生徒達は、だんだんと新しい先生が好きになっていく。
ただ1人ジョニーだけ、最後まで疑い続けたが、ある出来事をきっかけにして、新しい先生を全面的に信用するようになる。

授業は9時に始まった。
新しい先生がジョニーを含めたクラス全員の信用を得た時、ふと時計を見ると、9時23分だった・・・。


非常にコワイ話。

事前に状況設定を知らなければ、「理想的な教師の事例」を紹介したものだと思ってしまう。

新しい先生の言う事は正しいのだ。
「国旗の方が人の生命より大事だなんて、そんな事あるのかしら?」
「たとえ大人の人でも、考え方が間違った時には教えてあげるのが正しい事でしょ?」
「目を閉じて、神様にお願いしても、"あたしたちの指導者"にお願いしても、本当は何も出てこないの。」

が、「正しい」の前には「一見」という言葉が付く。

「国旗の方が人の生命より大事だなんて、そんな事あるのかしら?」
と言う先生に、ジョニーは
「国旗は、僕達のものだ」
と言う。

その言葉を聞いた先生は「そうね」と言い、(教室に置いてある)国旗が欲しい、と言い出す。
そして、みんなも少しずつ持つべきだ、とも。

その結果、生徒達は嬉々として国旗を切り刻んで、各自が持ち、無用になった旗ざおは外に投げ捨てられる。
事情を知らない人が、行動だけを見た時、何を意味する事にみえるか?


「たとえ大人の人でも、考え方が間違った時には教えてあげるのが正しい事でしょ?」
間違ったかどうかは、誰が、何を基準に判断するのか?
また、「教えてあげる」場所が、強制収容所と思わしき場所であったら?


「目を閉じて、神様にお願いしても、"あたしたちの指導者"にお願いしても、本当は何も出てこないの。」
この言葉の直前に、先生と生徒達全員が、お祈りで神様にキャンディをお願いする。
が、当然、キャンディは出てこない。

その後、"あたしたちの指導者"にお祈りしている時、新しい先生は、こっそり生徒達の前にキャンディを置く。
(お祈りの最中は、目をつぶっている、と約束させている。)

驚く生徒達。
ただし、目をつぶっていなかったジョニーは、こっそり先生がキャンディを配るのを目撃していた。
その事を指摘された先生は、この言葉を言う。

指摘されなかったら、どのように言うつもりだったのか・・・。


最も恐ろしいのは、これらの事は、先生も「教えられたとおりにやった」事である、という点。
外国の「誰か」が、ある意図をもって、台本を書いたのだ。

これらの事は、最初から「アヤシイ」と分かっていたから、そう思えたにすぎない。
(加えて、"お話"なので、分かりやすくしていた、というのもあるだろう。)

現実にあったら、苦もなくノセられている気がする。
しかも、23分よりも短い時間で・・・。

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紙の本

こんな「恐怖」がある

2020/06/09 17:49

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まさがき - この投稿者のレビュー一覧を見る

約30年前、某オムニバスドラマで映像化されました。そのオンエアを観て衝撃を受け、こちらの原作本を買いました。子供向け作品の体制をとっていますが、むしろ大人向けの作品です。しかし幼い時期に、こういった作品に、こういった類の恐怖に出会う経験というのは、非常に大きいのではないか、とも思います。原文も付いていて良かったです。

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紙の本

23分間の出来事

2017/04/29 07:52

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:猫目太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ある国が戦争に負けた。占領され、古い人間は収容所行き(そんな描写はないが)。新しい、若い女性の先生が来た。その教師の指導で、新しい価値観が生徒に植えつけられる。ほんの数分で「価値観が変わる」。訳者の青島氏は、戦後の子供も同じだと書く。子供の話の様に書かれた「怖い話」だと思う。

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紙の本

さまざまな問題提起

2002/05/21 16:43

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みっち - この投稿者のレビュー一覧を見る

Children's Story but not just for children 
題名のようにこの本は親や、教育の立場に立つ人に
ぜひよんでもらいたい本です。
いかに心理をコントロールすることが簡単なことなのか
この本をよめばすぐわかります。
この本の内容にはなにが正しいのか、答えめいたもの
は書いてありません。しかし、教育とはなんのための
ものなのか、学校とはどんなに影響力のあるところなのか
などさまざまな問題を提起してくれます。

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紙の本

「最後の授業」から本書へ

2021/11/26 11:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る

今は国語教科書から消えた「最後の授業」。これを小学校の国語の授業で読んで感銘を受けた世代です。戦争に負けて戦勝国に割譲されるため、フランス語で行える最後の授業の場面を取り上げ、母国語の大切さを感じ取らせる教材でした。
でも、実は舞台となったアルザス地方はもともとドイツ語系方言が使われていた地域。そこをフランス領としてフランス語の授業を、いわば強制していたというのがそもそもの状況であったとか。フランス語が使えなくなることを担当教師は嘆くけれど、実は子どもたちにとってはフランス語からようやく解放されるときが来たという物語だったと言えます。
こうしたことが指摘されて国語教科書から消えたのでしょう。しかし、授業で学んだ私は素直に、「フランス語ばんざい」という先生の言葉を心に刻みつけていたのでした。本当は「ヤバイ」物語でも、教える先生も悪意もなく、「母国語って大事だよね」と教えることができ,児童も素直に感動。教育って、どのようにも展開できてしまうもの。
本書では、「最後の授業」とは違って、占領政策としての意図を持って、その意図を気づかせないままに、子どもたちを教化していく物語。あまりの自然な展開と子どもたちの変容に、怖さすら感じてしまいます。

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2005/05/13 02:01

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2005/05/26 00:10

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2008/05/30 14:37

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2005/12/15 01:55

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2010/05/08 10:29

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2006/10/18 08:39

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2006/10/23 22:17

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2007/07/04 10:35

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2007/09/21 11:44

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2008/06/19 00:43

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