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一族再会 (講談社文芸文庫)
一族再会
05/30まで通常1,353円
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電子書籍
「世界」を「言葉」に
2019/09/12 00:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
江藤淳の、自らのルーツを探っていく作品だが、ただ単に自分の先祖が知りたいというものではない。江藤は幼くして母を失い、戦争によってその遺品なども多く失われてしまった。その江藤にとって、自らのルーツをたどるというのは、単なる好奇心を満たすというより、本文にもあるように、喪失しつつある世界を言葉に換えて呼び集める行為だろう。その営みをともに辿る喜び、そして面白さを味わうことが出来た。
紙の本
系図ぐらいつけてほしい
2021/10/18 14:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本に出てくる人々が、ある日突然、有名になるとは、執筆当時は誰も分からないだろう。しかし、著者にとっては重要な人々でも、読者には基本的に郷土史家とか学校の関係者とかマニアックに帝国海軍を調べているような人とかは別として、一般的な知名度がないので読む為の参考として系図や略伝ぐらいは付けてほしいものだ。海軍省軍務局長とか、海兵の同期が補職された連合艦隊司令長官とかいった高い地位でも戦争がない時期では、まず知られるような事はないし。出来れば写真も。
著者の従姉妹は佐賀県出身の江口朴郎の夫人だ。イデオロギー的に合わない感じがするが。