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紙の本
三国志 8 (吉川英治歴史時代文庫)
著者 吉川 英治 (著)
曹真をはじめ多士済々の魏に対して、蜀は、玄徳の子劉禅が暗愚の上、重臣に人を得なかった。蜀の興廃は、ただ孔明の双肩にかかっている。おのが眼の黒いうちに、孔明は魏を叩きたかっ...
三国志 8 (吉川英治歴史時代文庫)
三国志(八)
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商品説明
曹真をはじめ多士済々の魏に対して、蜀は、玄徳の子劉禅が暗愚の上、重臣に人を得なかった。蜀の興廃は、ただ孔明の双肩にかかっている。おのが眼の黒いうちに、孔明は魏を叩きたかった。――かくて祁山の戦野は、敵味方50万の大軍で埋まった。孔明、智略の限りを尽くせば、敵将司馬仲達にもまた練達の兵略あり。連戦7年。されど秋風悲し五丈原、孔明は星となって堕ちる。【商品解説】
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紙の本
日本人にとっての三国志演義
2017/12/31 00:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
立間氏訳よりも、やはり吉川三国志だろう。
漫画横山三国志も吉川三国志がベース。
魏の名将張こうが三度死ぬことくらいはご愛嬌。
後半の主人公諸葛亮が死ぬ。作者はここで筆を進める
気力が減じて、後のストーリーは超駆け足のダイジェスト。
諸葛亮の忠節ぶりと言うと、吉川三国志を連想する。氏も
きっと諸葛亮が好きだったのだろう。
曹操のこともきちんと褒めている点は嬉しい。
読みやすさ、親しみやすさは上位に位置する三国志ものだと思う。。
紙の本
偉大さ
2016/02/23 00:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koyarin - この投稿者のレビュー一覧を見る
三国志の壮大さもさることながら,この日本語版を執筆した吉川氏も,すごく偉大な人物である。今後,これほどの大作を書いてくれる著述家は,あと2~300年は出ないと思う。
紙の本
1年かけて読了
2015/10/01 07:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:れん - この投稿者のレビュー一覧を見る
7巻までに重要な人物の多くが亡くなっていたため、興味を持って読めるだろうかと思っていたが、司馬懿仲達や馬謖などが深みのある人物で、諸葛孔明の魅力を引き立てていて面白かった。劉備、関羽、張飛、曹操はいなくなっても、国や精神はひきつがれて、彼らの生きた余韻がずっと響くようなのが、とてもよかった。
紙の本
名作
2001/12/20 17:33
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きんぴら - この投稿者のレビュー一覧を見る
有名すぎるくらい有名な物語だ。古代中国、麻のように乱れた時代。官は腐り民は苦労ばかり。なのにこれほど魅力的な時代もない。徳の人劉備。自分の中に理想を持ち、戦いになったとしてもそれを突きとおした曹操。水を操り国作りに画策する孫権。
魅力的な武将が動き、考え、死に生きる。生きている人間が動いている。確かにそう感じる。長いストーリーだが読んでみるとあっと言う間。間をおいて、何度でも読みたい本となった。
紙の本
三国志
2001/06/23 09:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
三国は、晋一国となった。
この三国志の最後の文章です。全巻を読み終わってこの文章にたどり着いた時に、どれだけ感慨深かったことか。さらっと書いてあるこの一行に、どれだけの歴史が詰まっていることか。いろいろな思いをめぐらせながら、最後の文章をもう一度読んでみる。