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読割 50
春の野原満天の星の下 (角川文庫)
【写真詩集】春の野原 満天の星の下
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紙の本
そんな夏が私にもあったんだなーこれが
2001/12/28 09:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る
相変わらずきれいな写真が載っている。このような写真が載ってない銀色夏生の詩集は、じつはどうも買う気にならない。この写真と詩のマッチこそ私の心を打つのだ。
「なんとなくふたりは/もうダメかなぁと/こころが/思いはじめた夏だった」。この詩の背景は曇った土手ぞいのみち。ああそんな夏が私にもあったよ、と素直に言える。…切ない。でもなぜか銀色夏生の詩を読むと元気になる。切ない世界にどっぷり浸かって、んで、またがんばれる。
つらいのとか、せつないのとか、昔好きだった人のことときどき思い出しちゃうのは私だけじゃないんだって思えるから。この本もそんなちょっと悲しいときに読んだ。よかった。
紙の本
長文より短文の方が好きかも
2017/03/30 10:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みかみか - この投稿者のレビュー一覧を見る
この方の詩集は写真と詩が互いを損なう事無く共存し、より印象深く感じます。
どの詩も心に響きましたが、『今は まだ なみだみたいなちいさな恋だけど』という詩と写真が一番印象に残りました。
その後に続く文章はありませんが、いろんな想像が出来て楽しいです。
長い詩もいいですが、こういう一言だけの詩の方が好きかもしれません。
その一言だけで世界が広がる…って感じは俳句と通じる所があるかも。