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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1993.10
- 出版社: 東京書籍
- サイズ:22cm/119p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-487-79066-2
紙の本
正体不明
著者 赤瀬川 原平 (著)
「この写真集にはコンセプトが何もないので“正体不明”となった」。しょうがないものだけど何か気になる、たいして意味はないけど何となく綺麗で気に入っている。著者が路上観察で出...
正体不明
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商品説明
「この写真集にはコンセプトが何もないので“正体不明”となった」。しょうがないものだけど何か気になる、たいして意味はないけど何となく綺麗で気に入っている。著者が路上観察で出会ったものたちの写真集。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
赤瀬川 原平
- 略歴
- 〈赤瀬川原平〉1937年横浜生まれ。画家。またの名を尾辻克彦。ハイ・レッド・センター、「桜画報」、宮武外骨研究、路上観察学など、その活躍は多方面に及ぶ。著書に「カメラが欲しい」など。
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紙の本
これが「おもしろさ」
2001/06/07 15:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TGW - この投稿者のレビュー一覧を見る
路上観察における著者の識見はいろいろな作品や対談などにちりばめられているけど、実際に集められた写真を集めて純粋にそれだけで本にしたというのはこれが初めてではなかったか。
白地の表紙に改装中の議事堂の写真を中央に据え、そのタイトルは『正体不明』。『今月のタイトルマッチ』の対談では「ちょっと作りすぎた」と語っているが、本を手に取った瞬間からすでに読者を食った感じがする。もちろんよい意味で。
要するに、著者の路上観察の集大成なのだ。町にある、何気ないモノのおもしろさ。それは「うわあ」とか、「すごい!」とか、そういう感覚とは離れた、しみじみとした、日本人独特の感覚。
休日にでも、カメラを持って町を歩きたくなる、そんな本です。
紙の本
路上観察学会、番外編。やわらかい、1冊。
2001/02/19 00:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:torikata - この投稿者のレビュー一覧を見る
路上観察学会で、街角の「面白い」物件を探しつづける赤瀬川先生。この本はその「番外編」的写真集で、「(トマソンとして)ビシッと決まってないけど、捨てがたい味のある物件(写真)」を集めたもののようです。中でも自宅の飼い猫「ミヨ」ちゃんはよく登場します。その他にも犬の写真とかありまして、ほんとに賢そうで、かわいい犬の写真(雑種で、道端につながれてて、しかも後姿であっても)には惹かれてしまうわたくしなのです。ああ、犬が飼いたいなあ。サラリーマンじゃ世話が出来ないから、家内に強く言えなくて。話がよそに行っちゃいました。お薦めの「軽い」写真集です。