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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 3件
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  • カテゴリ:小学生
  • 発行年月:1995.11
  • 出版社: ポプラ社
  • サイズ:22cm/214p
  • 利用対象:小学生
  • ISBN:4-591-04902-7

紙の本

ワルガキと、うわさの幽霊通り 地獄堂霊界通信 (ジュニア文学館)

著者 香月 日輪 (作),前嶋 昭人 (絵)

てつし、リョーチン、椎名、泣く子もだまるワルガキトリオの住む町で、近頃うわさの幽霊通り。町の住人もあいつぐ幽霊事件で恐怖におののいていた。そして、ついにリョーチンが幽霊に...

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ワルガキと、うわさの幽霊通り 地獄堂霊界通信 (ジュニア文学館)

税込 1,100 10pt

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商品説明

てつし、リョーチン、椎名、泣く子もだまるワルガキトリオの住む町で、近頃うわさの幽霊通り。町の住人もあいつぐ幽霊事件で恐怖におののいていた。そして、ついにリョーチンが幽霊におそわれた。「地獄堂霊界通信」シリーズ。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

香月 日輪

略歴
〈香月〉1963年和歌山県生まれ。デビュー作「ワルガキ、幽霊にびびる!」で日本児童文学者協会新人賞を受賞。作品に「ワルガキ、生き霊を追って走る!」「ユーレイ屋敷の家なき子」がある。

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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.4

評価内訳

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紙の本

遠い叫び。

2002/07/05 00:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:本箱屋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

体にまとわりつき、耳元でぶつぶつ何かを言う幽霊が、通りに出ると言う。
ついにはリョーチンが襲われるが、声は「連れていけ」とくりかえし訴えていた。
自分の義父をないがしろにする横井家の主婦。
寝たきりのはずの横井のご隠居の訴え。葬儀の晩に三人は、老人虐待の事実を暴く。

<森を護るもの>代々除霊師の家系である、拝征将と、幼馴染の亜月カンナ。
傷ついた連れ合いの「月代」を救う力を求めて、
カンナを食らおうとするイヌガミ「日向」は、月代を傷つけた人間をはげしく憎む。
人間は、すべての領域を犯し、トゲのようにすべてを傷つける。
日向の悲しみに共感し、悪いのは人間だから、日向を殺すなとカンナはいう。
何もしてあげられないとわび、泣くカンナに心を動かされ、
月代無きあと、日向は皆の仲間になる。

今までないがしろにしてきた事と、向かい合うことは恐ろしい。
だがそうして目を閉じて続けて、得ることなどなにもない。
他人の叫びを聞かない者は、いつか自身が救いを求めたとき、
誰からも省みられることがないだろう。
ひとも、そうでないものもそれは同じなのだから。

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2010/06/05 22:42

投稿元:ブクログ

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2011/04/17 18:00

投稿元:ブクログ

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