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紙の本
オトナ・サングラス
2002/03/05 08:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:YUKA OTSUBO - この投稿者のレビュー一覧を見る
あらゆる必然が、突発的な偶然へと形を変え、それを人々は「奇跡」と呼ぶのかもしれない。放浪のピアニストの父親を持つアルには、母親の記憶がない。アルを産んだ直後に亡くなってしまった母親という存在が、ここではないどこかで生きていると、嘘をつく父親のシド。しかし、また、彼自身も自分の妻が死ぬということを認めきれずにいる。シドはかこの中に夢を見、アルは未来に夢をはせた。奇跡は生涯に一度しか起こるのではなく、形を変えて何度も私たちの元に届く。私たちにとって確かなものは真実ではなく、信じるというやわらかな空気でしかないのかもしれない。そして、それは形がないからこそ、人の心にすみつづけ、いつまでも奇跡を信じる心の火種を絶やさずにいるのだ。
紙の本
ミラクル
2001/10/29 23:31
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投稿者:333 - この投稿者のレビュー一覧を見る
童話のような話です。ストーリーはここには書きませんが、心温まるとてもやさしい話です。それに、挿絵がほのぼのとした雰囲気をあたえ、なんともいえない心地良さを感じることができる本です。
紙の本
空からの雪が奇跡を起こす
2006/01/05 22:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:永遠のかけら - この投稿者のレビュー一覧を見る
息子を想い、やさしさから旅を続ける父。
雪が降るのを、誰よりも待ち続ける少年。
少年のそばにいつもいる不思議なおばけ。
『ミラクル』は、真っ白な雪のように澄んだ少年の心に癒される、何度でも読み返したく物語だ。
紙の本
クリスマスの贈り物にいかが?
2000/08/28 09:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かれん - この投稿者のレビュー一覧を見る
赤ちゃんのあの濁っていない綺麗な瞳のように…
子どもの頃には誰もが持っていたあの輝き、そして感覚、
でも、人は大人になるにつれ、余分なものを一つ二つ捨てていく。
ジャズピアニストのパパと旅を続けているアル。
アルはママを知らない。アルの誕生と同時にこの世を去ったママ。
「雪が降ったらママは帰ってくる。」と信じているアルも
歳を重ねるにつれ、不安な気持ちになってくる。
アルにだけ見える幽霊、そして、心の支えである「ダダ」と「エラソーニ」。
彼らは、アルが大人の心を持ち始めると消えてしまう。
ママに会いたい。ママってどういう感じ?
母親の温もりを知らないアルが、街で母親探しをします。
でも、どこか違う…大人の何気ない偽り(ママは生きている)が
ここまでもアルを苦しめていると 思うと とても胸が痛くなります。
雪の降るはずのない南国に 30年ぶりの大雪が降りました。今日はクリスマス。
心のミラクル(奇跡)を求めて。クリスマスの贈り物に是非。