聖徳太子憲法は生きている(小学館文庫)
著者 著:三波春夫
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。知る人ぞ知る巷の碩学三波春夫がしば...
聖徳太子憲法は生きている(小学館文庫)
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商品説明
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
知る人ぞ知る巷の碩学三波春夫がしばし歌を忘れて、渾身の想いをこめて書き下ろした太子憲法に学ぶ一冊。世の中どこかおかしいぞ、とお思いのあなたにおすすめの話題の書。永六輔氏絶賛!
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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人の上に立つ方必見。歴史好きなかた是非
2000/08/17 17:18
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:松山真之助 - この投稿者のレビュー一覧を見る
■ <ワン・チョット>
「聖徳太子の憲法を読んだ時、その内容に驚きました。もちろん昔の言葉で
すから難しい言い回しですが、書かれていることは実にわかりやすい。
今の社会に当てはまることが多く、現在の日本に大切なことばかりだった
のです。」
■ <引き続き>
著者の名前に「三波春夫」の名前を見つけた時、「?」 が2つくらい浮遊した。「お客様は神様でございます」のあの方が、なんで歴史の本を??そして、同時に「いいじゃない、読んでみよう」という思いが走る。なんせ、我があこがれの三波センセイのご本なのである。
雪を蹴立てて、サク、サク、サクゥ、あの「俵星玄蕃」の三波センセイが、ご本をおかきになった!。これを読まずになんとするぅ。
スウエットシャツに身を固め、手には日経新聞、広告欄を握り締めぇ、一足表に踏み出せば、天は快晴、地は凱凱たるアスファルトを蹴立ててぇ、目指すは本屋のBooks GORO!(これ近所の本屋さん) 喜び勇んで本屋へ駆込み、人を掻き分け 眼の吊るごとく、手にし著作のページをめくって、ァパラ、ァパラ、ァパラ、パラ、パラ、パラーっ。
「おお、これぞまさしく三波春夫の文庫本!」
「主人っ!、こ、この本ぅをくれぇ〜!。」
てなわけで、衝動で買ってしまった。(本体552円)
中身は。聖徳太子が定めた世界初の憲法をひもとき、現代語にわかりやすく解説したもの。日本史の中で学んだ17条の憲法、聖徳太子=17条の憲法とオウムのごとく覚えた知識。 ところで、あれは、いったい何だったのか、しかも、それが現代も生きているとはどういうことなのか。そんな疑問と興味を口語体でわかりやすく書いている。
「以和為貴(和を以って貴しと為す)」に始まる17条の憲法は、実は国家公務員の服務の基本を説いた「通蒙憲法」である。その後、政治家、神職、僧侶、儒学者向けの十七条を次々に発布し、トータル85条が全容である。
そんな歴史の発見のほか、官吏むけに書かれた17条には、現代日本の腐敗権力構造のむじなどもに煎じて飲ませたい内容がある。そして、それをかみ砕いた解説は「たしかに聖徳太子の憲法は今も生きている」と唸らせる。
人の上に立つ方必見。歴史好きなかた是非。