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- カテゴリ:幼児 小学生
- 発行年月:1998.9
- 出版社: 福音館書店
- サイズ:30×31cm/1冊
- 利用対象:幼児 小学生
- ISBN:4-8340-1557-2
紙の本
わらのうし ウクライナの昔話
著者 内田 莉莎子 (文),ワレンチン・ゴルディチューク (絵)
【産経児童出版文化賞(第46回)】あるところに、とても貧しいおじいさんとおばあさんが住んでいました。ある日、おばあさんが、おじいさんにつくってもらったわらの牛を丘に連れて...
わらのうし ウクライナの昔話
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商品説明
【産経児童出版文化賞(第46回)】あるところに、とても貧しいおじいさんとおばあさんが住んでいました。ある日、おばあさんが、おじいさんにつくってもらったわらの牛を丘に連れて行き、呪文を唱え居眠りを始めると、牛は何かを食べ始めます…。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
内田 莉莎子
- 略歴
- 〈ゴルディチューク〉1947年ウクライナ生まれ。国立キエフ芸術大学で学んだ後、ソ連芸術アカデミーの創作アトリエで学ぶ。ウクライナ内外の多くの展覧会に出品し、高い評価を得る。
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紙の本
細かいタッチの独特な絵
2002/08/18 16:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さなえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
おじいさんの作ったわらの牛が、幸福をもたらしてくれる昔話。
細かいタッチの独特な絵で、大人も楽しめます。
両ぺージで10行程度なので読み聞かせするには
丁度良い長さだと思います。
紙の本
昔話の面白さがある
2002/01/14 01:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:大網さん - この投稿者のレビュー一覧を見る
貧乏暮らしをしていたおじいさんとおばあさんは、藁でできたタール付きの牛で、くまとおおかみときつねを捕まえます。3匹は逃がしてもらったお礼に蜂蜜、羊、鶏を持って(連れて)きました。それから、おじいさんとおばあさんは幸せに暮らしましたとさ、というお話。
ウクライナの生活を背景にした、典型的な昔話です。わかりやすい内容なので、小さい子供や絵本を読み始めたような子供にもピッタリです。
紙の本
ウクライナにはこんな素敵な昔話もあります
2022/05/22 07:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ウクライナは昔話の宝庫だそうです。
それは、人から人へ、口から口へ、伝わったあかしでしょう。
そんな話には、人のぬくもりを感じます。
おそらくこの話もそんなひとつで、日本の内田莉莎子さんが再話の形で文を書いています。
再話というのは、昔話や伝説などを、子供向けにわかりやすく書き直したものをいいます。
内田さんのことを少し書き留めておきます。
1928年生まれのロシア文学者・児童文学者です。祖父は作家の内田魯庵で、莉莎子という名前はモナリザにちなんで祖父がつけたといいます。1997年に亡くなるまで、ロシアやウクライナといった国の昔話の再話や翻訳を残しています。
一方、絵を描いているのがウクライナの画家ワレンチン・ゴルディチュークさん。
日本の絵本画家とはやはりタッチが違いますし、物語の舞台となったウクライナの小さな村の古い家の様子や登場するおじいさんとおばあさんの服装など、私たちの生活とはかなりちがうことがわかります。
そういう時代の違い、国の違いをしっかりととられて、しかし、人々がこういう話に癒された感情は世界どこであっても変わらないということを伝えたいものです。
話はタールを縫ったわらの牛のおかげで、クマやオオカミやキツネを捕まえたおじいさんたちがこれらの動物を逃がしてあげることでハチミツやめんどりなどの豊かなものを手にするというもの。
日本の文学者とウクライナの画家がコラボした、なんとも美しい絵本を私たちは今でも読むことができます。