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私小説 From left to right(新潮文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 13件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1998.10
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/460p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-133812-5
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

私小説 From left to right (新潮文庫)

著者 水村 美苗 (著)

【野間文芸新人賞(第17回)】【「TRC MARC」の商品解説】

私小説 From left to right (新潮文庫)

679(税込)

ポイント :6pt

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みんなのレビュー13件

みんなの評価3.8

評価内訳

「続明暗」も読めるようにして欲しい

2003/02/16 09:46

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:穂高 嶺二(文筆業) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「続明暗」でデビューした水村美苗の第二作。著者は最近、7年ぶりの小説「本格小説」を上梓した。「美苗」とその姉の「奈苗」がアメリカに「追放」された二十周年にあたる12月13日の一日が描かれ、これまでのニューヨーク近郊での「美苗」一家の出来事の回想が挿入される。日本近代文学「私小説」の伝統にそって、「美苗」は気分が塞ぐ日々を送っている。「ここでは我々は東洋人としか見られず、所詮二等市民でしかない」という諦めに似た思い。
 水村美苗の作品はどれも考え抜かれた構成を持っている。寡作だが、出した三編全てが全く異なった実験的な狙いを持っており、最近のチープなベストセラーと違うのはもちろんのこと、日本の現代の小説の流れとは全く異質の作品群である。それ故に、というべきか、「続明暗」で、芸術選奨新人賞、「私小説 from left to right」で野間文芸新人賞、「本格小説」で読売文学賞、と百発百中!であるにもかかわらずどれもベストセラーになっている訳では無さそうで、2003年1月に買った本書の新潮文庫版では「平成10年(1998年)10月1日発行 第一刷」とあり、この4年間で増刷はされていないようだ。さらに、作者のデビュー作であり文壇に衝撃を与えた「続明暗」は、単行本も新潮文庫版も2003年2月2日現在で入手できなくなっているのはあまりにひどい! あまり売れる本でないのは分かるけれども、このような重要な作品は赤字を出しても読者が読めるようにしておくのが出版社の良心というものではないだろうか?

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小説というより長いエッセイという雰囲気のほうが強い、文化論や日本人論、アイデンティティ論を考えるのに格好の材料になる作品

2003/12/18 16:58

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:pipi姫 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 主人公水村美苗には二歳年上の奈苗という姉がいて、二人はそれぞれ13歳と15歳で家族とともにニューヨークに移住した。そのまま20年が過ぎ、彼女達は結局のところ、どうしてもアメリカ人になれなかった。そして30歳をすぎて結婚せず、かといってそれぞれの道で成功したわけでもない、延々と続くモラトリアム人生を無為に過ごすような毎日を送っている。そして毎日毎日数時間もの長電話が姉妹を繋いでいる。

 この小説のもっとも斬新なところは、横書きであるということ。そして、英語がふんだんに会話に登場し、日英語小説となっている点だ。英語がまったく理解できない読者には読めない小説だから、最初から読者層は限られている。とはいえ、高校生程度の英語力があれば楽に読めるような英語でもあるので、それほど恐れることはない。

 この小説を通して繰り返し何度も描かれているのは、異邦人の生きにくさだ。アメリカという国で、東洋人が生きていく辛さや屈辱感が作品のそこかしこに溢れている。日本人は自分が東洋人であることを意識しないが、アメリカへいけば日本人は韓国人とも中国人とも区別がつかない。わたしたちが黒人を識別同定できないように、アメリカ白人は東洋人を識別できない。日本人である美苗と奈苗姉妹は、自分達が韓国人と同列に扱われたことに激しい屈辱を感じるのだ。そのどうしようもない差別意識を内と外から眺めるような日々を送る彼女達は、永遠にアメリカ人にはなれず、かといってもはや日本人にも戻れない。

 揺らぎ揺らいで足を下ろす場所も身を落ち着ける場所も定めえない、彷徨の女たち。そんな美苗にも転機が訪れる。日本に帰る決意を固める日がやってきたのだ。『私小説』は、決して短い小説ではない。だが、小説の中で流れる時間はたった一日のことだ。延々と続くのは美苗の回想。20年にわたる水村家の人々のアメリカでの生活が描かれている。

 この小説に描かれたアイデンティティの揺らぎは、美苗やわたしたちの世代に特有の現象かもしれない。今の若者なら、アメリカへいっても美苗たちのように苦しむことはないだろう。作者とわたしが同世代だからか、共感を覚えたり同世代特有のノスタルジーを感じる部分が多い。
 典型的都市プチブルのお嬢様生活に慣れきった姉妹たちには異国で貪欲に生きていくガッツもなければ自分の才能へのこだわりもない。しかし上昇志向だけは身に染み付いて離れない。そのプライドと甘ったれ根性にひきかえた孤独。それを悲しい性(さが)と他人事のように嘲笑(わら)えるだけの冷静さをわたしはもてない。

 ちなみに、多くの書評がついている『本格小説』は超お奨めの続編。←は★五つね。

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