「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
魔術師の色
2001/02/05 14:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:seimei - この投稿者のレビュー一覧を見る
謎に包まれたティムの過去を知る魔術師の登場、色彩を判別できないという、新たな視点から、事件の情報の側面と意外性、それが描写に圧倒的な存在感と彩りを加え、とてつもない幻惑性と美しさを醸し出します。
性の不透明性と猥雑感、存在感のある登場人物たち、事件に影を見せていくティムの双子の姉アリアン、過去の事件に関わっている刑事たち、そしてケイの父、娘との愛情。
あえて不満を言えば、猟奇殺人のピースとなるべき一片一片が、劇的な結合を果たせなかったこと。しかし、とても印象的な素晴らしい物語でした。